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【選手名鑑】16年NPBジュニア経験のバッテリーがけん引 聖光学院に逸材多数

2022.01.25

【選手名鑑】16年NPBジュニア経験のバッテリーがけん引 聖光学院に逸材多数 | 高校野球ドットコム
佐山未來

 東北大会で準優勝に輝いた聖光学院(福島)。花巻東(岩手)との決勝戦で敗れてしまい、明治神宮大会に勝ち進むことは叶わなかった。だが、3月から開催されるセンバツへの出場が大きく前進している。

 その中心にいるのは2人。投手では佐山未來投手(2年)の名前が挙がる。
 小学生の時、ヤクルトジュニアに選出された実績を持ち、中学時代は都内の強豪・東京神宮シニアで過ごした。現在は名門・聖光学院のエースとして活躍するが、バランスが良く滑らかなフォームが特徴的なオーソドックスな投手だ。

 球もちもよく、変化球も丁寧に投げ分ける選手で、能力の高さは投球フォームからも垣間見える。

 県大会から東北大会準決勝までの9試合すべてで先発を任されており、信頼も厚い。春以降もチームの大黒柱となるのは間違いない。

 野手ではバッテリーを組む山浅龍之介捕手(2年)が注目。
 小学生の時に楽天ジュニアを経験し、中学時代に3年間過ごした楽天シニアでは、東北選抜で台湾遠征も経験した。

 聖光学院では1年生秋からベンチ入りを果たし、早くからチームの戦力として活躍。現チームでも扇の要としてチームをけん引している。東北大会では厳しい攻めに遭ったが、春以降に攻守でチームを支えていくことが求められる。

 NPBジュニア出身バッテリーを中心に、秋季大会全10試合で14失点と堅い守備で選抜へ大きく前進した聖光学院。春以降も堅守から試合を作っていけるか注目だ。


【ベンチ入り選手】*2021年秋季東北大会
1番 佐山 未來(2年)投手
2番 山浅 龍之介(2年)捕手
3番 伊藤 遥喜(2年)内野手
4番 髙中 一樹(1年)内野手
5番 生田目 陽(2年)内野手
6番 赤堀 颯(2年)内野手
7番 嶋田 怜真(2年)外野手
8番 安田 淳平(2年)外野手
9番 三好 元気(1年)外野手
10番 小松 桜吏(1年)
11番 小林 剛介(2年)投手
12番 大嶋 颯太(1年)
13番 清水 道太(2年)
14番 大槻 俊齊(2年)
15番 古宇田 来(2年)
16番 三田寺 大吾(2年)
17番 佐藤 光英(1年)
18番 椎野 華蓮(2年)
19番 狩野 泰輝(2年)
20番 土橋 望夢(2年)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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