千葉も有観客で大会開催へ ブラバンも入れていく方向で準備進む
2021年の夏の千葉大会を制した専大松戸
6月8日、一般財団千葉県高校野球連盟と朝日新聞社千葉総局は、7月9日から開幕する第104回全国高校野球選手権千葉大会に関して、現時点で決定している開催要項などを発表した。
抽選会を6月23日に実施し、大会は7月9日から開幕する。7月26日午前10時から[stadium]ZOZOマリンスタジアム[/stadium]で行われる決勝戦に向けて、全13日間、県内各地の球場で熱戦が繰り広げられる。
会見では、千葉県高校野球連盟の早川貴英会長が「素晴らしい大会にしていけるようにしたい」とコロナ禍に入り3年目となった2022年は、以前までの大会に近づけようと準備を進めていることを明かした。
そのうちの1つが有観客での開催だ。
ガイドラインに沿って開催することを強調したうえで、目安は各球場の内野席の定員を指標にして、密と混乱を避けるために前売りにてチケットを販売する方向だという。さらに場所によっては外野席も開放するつもりだ。
さらにブラスバンドを50人を上限として入場することを認める方向。もちろん、感染防止のために生徒同士の距離を取りつつ、ブラスバンドは観客と離れた場所にスペースを設けて応援してもらうとのことだ。
その他、選手たちの熱中症対策として5回の整備だけではなく、3回と7回にも給水時間を設けて、選手たちの健康にも配慮する。また各都道府県によって導入されている継続試合については、千葉大会では適用せずに雨天順延となる。
激戦区・千葉大会の開幕は刻一刻と迫っている。2022年の頂点に立つのは果たしてどのチームなのか。