News

侍ジャパン相手に躍動した巨人の5人の若手投手たち

2022.11.09

侍ジャパン相手に躍動した巨人の5人の若手投手たち | 高校野球ドットコム
菊地大稀、直江大輔、井上温大、京本眞、大江竜聖

 11月6日、巨人が侍ジャパントップチームと強化試合を行い、若手投手陣が快投を見せた。

 先発左腕の井上 温大投手(前橋商出身)が3回無失点の好投。140キロ後半の速球でトップチームに集結した強打者たちを抑える姿に爽快感を覚えた巨人ファンも多いのではないだろうか。来年のローテーション候補として期待がかかるだろう。

 

 6回から登板した直江 大輔投手(松商学園出身)も1回無失点の投球、直江の良さは185センチの長身、そしてフォームバランスの良さから繰り出す145キロ前後の快速球、切れ味鋭い130キロ前半のスライダーを丁寧に投げ分ける投球スタイル。角度のある直球をしっかりとコマンドできるのは大きな強みだ。

 大江 竜聖投手(二松学舎大附出身)も左サイドから投げ込む140キロ前半の速球には威力があり、不運の失点はあったものの、内容は悪くなかった。

 菊地 大稀投手(佐渡出身)も140キロ後半の速球を投げ込み、無失点に抑える好投。今季は16試合に登板し、投球回を上回る奪三振を記録した速球投手として来季の活躍に期待がかかる。

 本塁打を打たれたものの、1年目の京本 眞投手(明豊出身)が140キロ後半の速球を投げ込んだ。縦回転で投げ込む投球フォームは完成度が高く、来季は支配下登録実現へ向けて、2軍でも多くの登板機会が与えられそうな予感をさせてくれた。

 

 期待の巨人の若手投手たち。しっかりと大化けすることを期待したい。

(記事:河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.06.30

【夏の甲子園・近畿地区好カード一覧】京都国際 vs.京都成章、市立和歌山vs.田辺! 初戦から激戦必至

2024.06.30

【夏の甲子園・四国地区好カード一覧】いきなりビッグ右腕対決!?徳島では阿南光と生光学園が2回戦で対戦か!?

2024.06.30

北海が道内29連勝!9大会連続46回目の南北海道大会出場を決める【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.27

高知・土佐高校に大型サイド右腕現る! 186cm酒井晶央が35年ぶりに名門を聖地へ導く!

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.26

【北北海道】北見支部では春全道4強の遠軽が登場、クラーク記念国際と好勝負演じた力見せる【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!