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ソフトバンク支配下指名6選手中、甲子園経験者は4位大野だけ

2022.11.15

ソフトバンク支配下指名6選手中、甲子園経験者は4位大野だけ | 高校野球ドットコム
大野 稼頭央(大島)

今年のドラフト会議では支配下69人、育成で57人の合計126人が指名を受けた。

上位指名の浅野 翔吾外野手(高松商→巨人1位)や松尾 汐恩捕手(大阪桐蔭→DeNA1位)をはじめ、下位指名でも山田 陽翔投手(近江→西武5位)に、林 優樹投手(近江→西濃運輸→楽天6位)のように甲子園を沸かせた選手は多い。

そこで各球団の支配下指名選手の甲子園出場歴を振り返ってみたい。(2020年の交流試合は含めない)

ソフトバンクはドラフト1位で事前の公表通り、ナイジェリア人の両親を持つイヒネ イツア内野手()に入札した。他の球団と重複することなく、単独指名となり交渉権を獲得している。身体能力の高い遊撃手として期待のかかるイヒネだが、3年間で甲子園出場は1度もなかった。

ドラフト2位の大津 亮介投手(九産大九州出身)は、高2の春にチームが甲子園に出場する。しかし自身の出番はなかった。ドラフト3位の甲斐 生海外野手(九州国際大付出身)は、1年夏にチームは甲子園に出場。しかし甲斐はベンチ外で出場はなかった。

ドラフト4位の大野 稼頭央投手(鹿児島大島出身)が、6人の支配下ドラフト指名選手の中で唯一、甲子園での出場経験を持っている。大野は3年春の甲子園に出場。初戦の明秀日立(茨城)戦で先発するも8回8失点の内容で初戦敗退。同年夏の鹿児島大会では決勝戦で敗れ春夏連続出場とはならなかった。

ドラフト5位の松本 晴投手(樟南出身)は1年夏の甲子園にチームは出場したがベンチ外。当時のエースは2学年上の浜屋 将太投手(現西武)だった。ドラフト6位の吉田 賢吾捕手(横浜商大高出身)も甲子園出場経験はない。

ソフトバンクが支配下で指名した6人のなかで、高校時代に甲子園で出場機会があったのは大野だけ。大津、甲斐、松本の3人は、チームは甲子園に出場したが自身の出場機会がなかった。

【ソフトバンクドラフト指名】

<支配下>
1位:イヒネ イツア/内野手)
2位:大津 亮介九産大九州→帝京大→日本製鐵鹿島/投手)
3位:甲斐 生海九州国際大付→東北福祉大/外野手)
4位:大野 稼頭央(鹿児島大島/投手)
5位:松本 晴樟南→亜細亜大/投手)
6位:吉田 賢吾横浜商大高→桐蔭横浜大/捕手)

(記事=勝田 聡

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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