WBC代表一次メンバーが豪華すぎる!栗山監督が大谷ら12人を世界一へのキーマンとして期待
栗山英樹監督
3月に開催される「2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」に向けた会見が6日、都内で開かれ、侍ジャパン・栗山英樹監督が先行して12名のメンバーを発表した。
「一部のメンバーですが、中心となる選手たちを発表させていただきます」と、エンゼルス・大谷 翔平投手(花巻東出身)をはじめとしたメンバーを読み上げたが、改めて振り返っても豪華なメンバーだ。
最終的には30名を選出するが、今回の先行発表は「個人的にはギリギリまで引っ張りたかった」と本音をこぼしつつも、「準備があるので、早めに伝えないといけないのはわかっている」と選手の目線になって、12名を先だって決定した。
栗山ジャパンの中核を担う12名であり、目標である世界一を達成するために必要なメンバーだが、栗山監督のなかには、もう1つの思いがあって選出をしている。
「チームのバランスを考えながら、『こういう形であれば、世界一に近づくんじゃないか』と思って選びました。ただ第一は、侍の魂を持っているかどうかだと思います。それでメンバーを選びました」
会見で、理想の侍ジャパン像について質問されると「選手たちの魂を感じてもらって元気になる。そんなチームが理想だと思います」と応えた。世界一になるためにメンバー選びをするのはもちろんだが、栗山監督は、思い描くチームに近づくために「日本を背負って戦う意志」が重要な要素だと思っている。
今後のメンバー選考は、「コーチと会議で話し合って、形を決めていきたい」と話した。いずれにしても「侍の魂」「日の丸の魂」を持ったメンバー構成になることは間違いない。今後、どういったメンバーが選ばれるのか楽しみにしたい。
(記事:田中 裕毅)