明治大右腕が大学日本代表選考合宿で150キロをマークし、評価急上昇
村田 賢一（明治大）
大学日本代表に選ばれた村田 賢一投手（4年＝春日部共栄）が18日、選考合宿の紅白戦に登板し、2回無失点の好投を見せた。技巧派右腕のイメージが強いが、その投球はすべてにおいて光るものがあった。
テンポが良かった。捕手から球を受け取ってからすぐ投球動作に入り、まるで「投球マシン」のように速球や変化球を投げ込んでいく。それも甘いコースではなく、「正確無比」にコーナーギリギリへ投げ込んでいた。
リーグ戦では常時140キロ前半だったが、この日は最速150キロをマークした。ネット裏からもその威力が伝わってきた。スライダー、ツーシームの切れ味も抜群で、完成度の高さはトップクラスだった。
選考合宿には多数の球団スカウトが詰めかけていたが、大きくアピールに成功した。
