錦江湾vs甲南
錦江湾が初回5得点で勢い
＜第105回全国高校野球選手権鹿児島大会：錦江湾9ー1甲南＞◇6日◇1回戦◇鴨池市民
錦江湾は立ち上がり、3四球を選んで1死満塁とし5番・田中 恭哉（1年）の内野安打で先制。6番・花田 真大（3年）の走者一掃右越え二塁打、7番・川原 夏輝（3年）の適時内野安打と3連続適時打で5点を奪い、勢いづいた。
その裏、甲南は5番・楢原 行翔（2年）の適時内野安打で1点を返した。
錦江湾は2回、4番・角屋敷 歩夢（1年）の左前適時打、3回は2番・堀永 奏夢（2年）の左越え二塁打、4回は6番・花田の4打点目となる右前適時打に、重盗を決めて2得点と、4回まで毎回得点で畳みかけ、点差を広げた。
先発のエース上吹越 豪主将（3年）は3回まで毎回走者を得点圏に背負う不安定な投球だったが、4回以降は丁寧に打たせて取る投球が冴え、2回以降は無失点で切り抜けた。錦江湾が7回コールド勝ちで2回戦に駒を進めた。
取材＝政 純一郎
