天理が15対14で壮絶な打撃戦を制して初戦突破!奈良大附の猛追及ばず
<第105回全国高校野球選手権奈良大会:天理15ー14奈良大附>◇10日◇2回戦◇佐藤薬品スタジアム
天理が壮絶な打撃戦を制し、苦しみながら初戦を突破した。
1回、天理は1死満塁から5番・下林 勇希内野手(3年)の左前適時打で1点、米澤 太雅内野手(3年)の併殺崩れ、木下 大輔外野手(3年)の内野安打で3点を先制する。
しかしその裏、奈良大附は2死三塁から4番・前田 陽輝捕手(3年)、5番・堤野 大雅外野手(3年)の連続適時二塁打で奈良大附が2点を返す。
2回、天理は2死二塁から3番・大谷 汰一外野手(3年)の2点本塁打で5対2と点差を広げる。
3回、奈良大附が1点を返し、5対3と2点差とされたが、天理は4回に大谷の適時二塁打、押し出し死球などで7対3とリードを広げる。
そして4回奈良大附の攻撃途中に雷のため、試合は一旦中断。再開後、奈良大附の打線が爆発する。打線が繋がって、一気に4得点して7対7の同点。さらに5回にも敵失で8対7と勝ち越に成功した。
勢いに乗った奈良大附は7回にも、途中出場の立石 涼太外野手(3年)の本塁打で、10対7とする。
だが、天理は諦めなかった。8回、一気に打線が追い上げ、9対10と1点差に迫ると、2死満塁から赤埴 克樹捕手(3年)の本塁打で再逆転に成功。打線はその後も追加点を入れ、15対10とする。