千葉黎明VS木更津
1年生バッテリーの活躍などで千葉黎明がベスト16入り!!
〈第105回全国高校野球選手権千葉大会:千葉黎明12ー2木更津(5回コールド)〉♢17日◇4回戦♢千葉県総合スポーツセンター
千葉黎明が序盤から相手先発を攻略してベスト16へと駒を進めた。
千葉黎明は初回に4安打と2四死球などで4点を先制する。続く2回も攻撃の手を緩めることなく3点を取り、2回までに7対0と大きくリード。
木更津も3回に反撃の糸口をつかみ2安打などで2点を取り返す。
3回と4回、千葉黎明は無得点だったが、5回に5点を奪って、その裏を無失点に抑え5回コールドで試合を決めた。
千葉黎明は4回から5回途中まで1年生の垣花 奏樹投手(1年)がマウンドに上がった。垣花は公式戦2回目の登板で、立ち上がりに失策で走者を出したが「初登板よりは緊張はしなかったです。後ろには先輩方がいるので腕を振って投げられました」と無失点に切り抜けた。直球と変化球はコースが高く感じたが、1年生投手らしく思いっきりのある投球ができていた。
5回からは同じ1年生の川村 力斗捕手(1年)がマスクを被り、1年生同士のバッテリーとなった。川村は公式戦初出場だったが「思った以上に緊張はしなかったです」と笑みをこぼした。しかし「結果は無失点に抑えましたが、捕手としてはまだまだです。この試合を糧に千葉黎明を引っ張っていける捕手に成長します」とさらなる成長を誓った。
下級生が活躍する千葉黎明の今後の成長が楽しみだ。