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【夏の甲子園】履正社・森田2戦連発、智辯学園は好投手攻略、花巻東が競り勝ち、おかやま山陽が劇的勝利<大会第8日・13日の結果>

2023.08.13


夏の甲子園(第105回全国高校野球選手権記念大会)第8日の13日は、2回戦4試合が行われた。

第1試合では、履正社(大阪)が10対4で高知中央(高知)に快勝した。初回に2点を奪うと3回には4番・森田 大翔内野手(3年)が2戦連発となるソロを放つなど2得点。その後も猛攻を続けて15安打10得点の快勝だった。

第2試合では、智辯学園(奈良)が12対6で徳島商(徳島)に逆転勝ちした。初回に3点を失ったが、3回に同点に追いつくと5回に川原崎 太一外野手(3年)が2点適時二塁打を放って勝ち越した。6回には4得点するなど、徳島商の149キロ右腕エースの森 煌誠投手(3年)の攻略に成功した。

第3試合では、花巻東(岩手)が2対1でクラーク記念国際(北北海道)を破った。1対1で迎えた8回、クラーク記念国際の攻撃中に雨天1時間34分中断。再開後のピンチを脱出した花巻東はその裏、5番・千葉 柚樹内野手(3年)の左前適時打で勝ち越しに成功し逃げ切った。

第4試合では、おかやま山陽(岡山)が延長10回タイブレークの末に、4対3で大垣日大(岐阜)にサヨナラ勝ちした。初回に2点を先制したが、追加点が奪えず8回に同点とされて延長へ。10回表に捕手の悪送球で1点を勝ち越されたが、その裏2死満塁から暴投で三塁走者に続いて二塁走者も本塁を陥れて劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

大会第9日の14日は2回戦3試合が予定され、ベスト16が出そろう。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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