【甲子園】1回戦 履正社 vs 鳥取商
森田大翔と増田壮
履正社が初回に森田の3ラン、先発・増田は4安打&7回無失点と投打で活躍、完封リレーの初戦勝利に貢献!!
〈第105回全国高校野球選手権記念大会:履正社6ー0鳥取商〉♢7日♢1回戦♢甲子園
履正社(大阪)の3投手が無失点に抑え見事に初戦を勝利で飾った。
履正社、鳥取商(鳥取)ともにエースの先発で試合が始まるが、履正社が初回、鳥取商の先発・山根 汰三投手(3年)の立ち上がりを攻めていきなり先制する。1死一、二塁で4番・森田 大翔内野手(3年)がインハイの厳しいコースの球を上手くさばいた。打球は左翼席に吸い込まれる3ラン本塁打となり、履正社が初回から3点のリードで試合が進む。
鳥取商・山根は2回以降、立ち直って5回途中まで落ち着いた投球をみせた。
履正社の先発エースの増田 壮投手(3年)は6回まで7奪三振と快投。それに応えるように、打線も7回に1死一、二塁で5番・西田 大志外野手(3年)の適時二塁打で1点を追加した。さらに6番先発の増田がこの日4安打目となる安打を放ち2点を追加して6対0とした。投げては7回を無失点に抑えた増田が投打でチームを引っ張った。
鳥取商は増田の投球に苦しみ、なかなか打線が続かない。
履正社は8回から登板した2番手の福田 幸之介投手(3年)が四球を出すも危なげない投球で1回を無失点、9回は高木 大希投手(2年)が登板し、最速147キロをマークするなど最後は見逃し三振。3投手無失点で抑え、「完封リレー」を完成させた。