北海が逆転サヨナラ!両チームあわせて30安打、140キロ超え5投手のハイレベルな試合を制する!
<第105回全国高校野球選手権記念大会:北海9ー8明豊(延長10回サヨナラ)>◇10日◇1回戦◇甲子園
北海(南北海道)が延長10回に及ぶ激戦を制し、明豊(大分)に逆転サヨナラ勝ちを収めた。
3回、明豊は3番・柴田 廉之助内野手(3年)の適時打で1点を先制。4回、北海もチャンスを作って、内野ゴロと敵失で勝ち越し。しかし5回、明豊は4番・西村 元希外野手(3年)の適時三塁打で逆転に成功する。
6回、北海は5番・幌村 魅影内野手(2年)の適時打で同点。
7回、明豊は5番・木下 季音外野手(3年)、6番・石田 智能内野手(2年)の適時三塁打、バッテリーミスで計4点を入れ、7対3と突き放す。
7回、北海は小保内 貴堂外野手(3年)の2ランが飛び出す。そして9回、2死一、二塁から3番・今北 孝晟内野手(3年)の右前適時打で1点差に。さらに押し出し四球で同点。サヨナラのチャンスだったが、明豊が踏ん張り、タイブレークに。
10回表、明豊は代打の芦内 澄空外野手(2年)の適時打で1点を勝ち越し。しかし北海はその裏、8番・小保内の適時打、9番・大石 広那捕手(2年)の適時打でサヨナラ勝ちを決めた。
両チームから計5投手が140キロ超え、どちらも15安打が飛び出るハイレベルな熱戦を制した。