清原和博氏が準決勝も観戦、21日に決勝進出を決めたのは運命と話す理由は?
慶應義塾(神奈川)が、この夏の甲子園(第105回全国高校野球選手権記念大会)で、決勝進出を決め、107年ぶりの優勝を狙うことになった。メンバーの1人、清原 勝児内野手(2年)の父・清原 和博氏は、甲子園で準決勝を観戦し、コメントで喜びを表した。
「センバツで敗れた仙台育英(宮城)との決勝戦とは、運命的ですね。慶応はこれまで通り、思い切りプレーしてほしいです。私は39年前の8月21日、土浦日大・小菅監督がいる取手二に敗れて悔しい思いをし、38年前の同じ日、宇部商に勝って優勝を決めました。そんな日に慶応が決勝進出を決めたことにも運命を感じます」
清原氏が話す2つの決勝戦。1984年夏の甲子園では2年スラッガーとして注目された清原氏は決勝戦で、名将・木内監督率いる取手二(茨城)と対戦し、4対8で敗れて優勝を逃し、1985年には宇部商(山口)と対戦し、4対3で勝利。清原氏は2本塁打を放つ活躍だった。
果たして息子・勝児も決勝戦で父同様、名を刻む活躍を見せることができるか。