【U-18】スーパーラウンド 日本 vs プエルトリコ
日本先発の東恩納が5回完全試合!不調気味だった打者陣が上り調子でプエルトリコに5回コールド勝ち
<U-18W杯:日本10ー0プエルトリコ(5回コールド)>◇8日◇スーパーラウンド◇台湾
日本がプエルトリコに10対0で5回コールド勝ち。この試合は投打ともに内容が充実していた。
今大会3度目の先発となった東恩納 蒼投手(沖縄尚学)が、5回完全試合となる快投を演じた。安定して140キロ前半の速球とスライダー、カーブを投げ、プエルトリコ打線を抑え込んだ。
打線も初回に4番・指名打者に抜擢された武田 陸玖投手(山形中央)の2点適時打で2点を先制した。プエルトリコの選手は、守備でも身体能力が抜群で、見ていて面白い選手も多かったが、日本はその後も小刻みに得点を重ね、5回に集中打で一挙6得点を入れた。
大会序盤は苦しんでいた尾形 樹人捕手(仙台育英)、丸田 湊斗外野手(慶應義塾)にシャープな打撃が戻ってきたのは大きい。
5回には、代打・森田 大翔内野手(履正社)に適時打が飛び出し、代打・高中 一樹内野手(聖光学院)もコールド勝ちを決める適時打をマークするなど、打線も上り調子だ。特徴のない140キロ前後の速球は簡単に攻略できていた。
台湾がオランダに勝利したことで、台湾とともに決勝進出が決まった日本。9日のスーパーラウンド最終戦でその台湾と対戦するが、10日の決勝戦で勝つために「逆算」した選手起用がテーマになる。