【鹿児島】2回戦 隼人工 vs 指宿商
指宿商が6回、集中打で流れ引き寄せる<鹿児島秋季大会>
<第153回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:指宿商6-2隼人工>◇30日◇2回戦◇鴨池市民
指宿商は1回、先頭の1番・住谷 凛太(2年)が中前打で出塁し、送りバントが一塁悪送球となる間に先制のホームを踏んだ。3番・佐藤 光希(2年)の犠飛で2点目を挙げた。
3回まで毎回走者を出しながら得点できなかった隼人工だったが、4回に2死満塁から押し出しで1点を返した。
6回、指宿商は1死から1番・住谷が内野安打で出塁。2番・前村 航(2年)の中越え三塁打で3点目を得ると、4番・田中 琳久(2年)から3連打を浴びせ、相手のエラーも加わって更に3点を加点。集中打で4点を加えて、流れをつかんだ。
隼人工も6回以降、果敢に攻めるも、6、8回は併殺で好機を逸し、マウンドで力投を続ける指宿商のエース佐藤をなかなか攻略できない。
9回に先頭の7番・下園 大和(2年)が中越え二塁打で出塁。相手のエラーで1点を返したが、反撃もここまでだった。
指宿商のエース佐藤は9回完投、再三走者を背負う苦しいマウンドだったが、丁寧に打たせて取り、最後までマウンドを死守した。