【U-18】オープニングラウンド 日本 vs ベネズエラ
打てないといわれていたが…それを覆す打棒でベネズエラ相手に10得点で圧倒し、スーパーラウンド進出
<U-18W杯:日本10-0ベネズエラ>◇4日◇オープニングラウンド◇台湾
3回終わって0対0と苦しんだ試合だったが、終わってみれば、10対0で圧倒し、4連勝でスーパーラウンド進出を決めた。
高校日本代表はベネズエラの先発・O.メルガレホ投手は、145キロ前後の速球を投げ込み、制球力が粗いながらも、力のある速球に苦しんでいた。
だが、4回表、寺地 隆成捕手(明徳義塾)のスクイズで1点を先制し、このスクイズから吹っ切れた日本代表は11安打10得点を入れた。どの選手もバットが振れていて、守備型の選手が多く、今年は打撃が期待できないといわれていたチームだったが、その評判を覆す打撃を見せた。ベネズエラの投手は140キロ前後出ていたが、それをしっかりと打ち返すことができており、今回の代表選手たちの成長は凄まじいものがある。
また、守備でも鮮やかなプレーを見せ、特にセカンドの緒方 漣内野手(横浜)の美技はWBSC公式サイトからでも拡散され、大いに絶賛された。
持ち味の守備を発揮し、そして打撃面でも成長。投手陣も安定して無失点。これで無失点試合は3試合で、失点したのはアメリカ戦の7回裏のみ。
守備型チームの理想的ともいえるパフォーマンスをこの大会で示している。