決勝進出が決まったU-18日本代表、スーパーラウンド最終戦のテーマを考える
8年ぶりにU-18ワールドカップで決勝進出を決めた日本代表。初の世界一へ向けて、9日夜に行われるスーパーラウンド最終戦の台湾戦は、いろいろな情報を得る有益な試合になりそうだ。
勝つ必要性はない試合だからこそ、決勝戦へ向けて「逆算」した選手起用ができる。投手はメインとなる投手を投げさせる必要はない。登板機会が少ない投手を多めに投げさせて、終えておきたいところだ。
打者は何が強いのか、弱いのか。どんな戦い方をすればいいのか。日本にとっては、地元台湾での「完全アウエー」の球場での戦いとなるだけに、その雰囲気にも慣れることができる。
もちろん台湾にとっても条件は同じである。日本の強みを防ぐにはどうすればいいか。そのための情報を得る試合になりそうだ。
決勝戦へ向けて駆け引きが見られる両国の戦いぶりに注目だ。