横浜の名手・緒方が大会MVPに!今夏神奈川決勝の悔しいプレーを乗り越えて笑顔
<U-18W杯:日本2-1台湾>◇10日◇決勝◇台湾
初の世界一を獲得した日本代表。大会MVPに輝いたのは、緒方 漣内野手(横浜)だった。
今大会、打率.542、13安打、11得点、5打点、さらにベストナインも獲得。走攻守の要となり、今年の世界一に欠かせない存在だった。国内合宿からも、馬淵監督に大きな期待をかけられていた。
この夏の神奈川大会決勝戦の併殺を狙ったプレーで、足がベースに触れていないと判断され、セーフになり、逆転を許し、甲子園を逃した。言葉では表せない悔しさを持った緒方は台湾の舞台で躍動した。笑顔で歓喜の輪に加わり、笑顔で表彰式に立っていた。
今年の高校野球で記憶、記録ともに忘れられないプレーヤーとなった。