【U-18】初戦はほぼ理想的な運用、4投手全員が連投可能な状態でパナマ戦へ
馬淵監督率いる侍ジャパンU-18代表は、1日の初戦でスペインを10対0の6回コールドで下した。5日間で5連戦のハードスケジュールを戦うオープニングラウンドの初戦を幸先よくスタートした。
スペイン戦で登板したのは以下の4投手だが、理想的な運用だったと言えるのではないだろうか。
東恩納 蒼(沖縄尚学):2回無失点(24球)
武田 陸玖(山形中央):2回無失点(29球)
安田 虎汰郎(日大三):1.2回無失点(15球)
矢野 海翔(大垣日大):0.1回無失点(12球)
今大会、40球以上を投げた場合、中1日空ける球数制限が設けられている。その点で見れば、先発した東恩納はじめ4投手全員が2戦目のパナマ戦に登板することが、ルール上問題ない。全投手をつぎ込むことが可能である。
さらに、3戦目・米国戦まで見据えるなら、仮に4投手がパナマ戦で登板して連投することになった場合、スペイン戦との合計を40球以内におさめれば、アメリカ戦も登板可能な状態で戦うことができる。
オープニングラウンドの大一番になるであろう米国戦で、どれだけの投手陣をつぎ込めるか。投手陣の頑張りだけではなく、野手陣の援護、首脳陣の起用法などあらゆる要素が関わってくるが、できる限りベストな状態で3戦目を迎えることができるかが大事になる。
2戦目・パナマ戦でしっかり白星をつかんで、勢いに乗ってほしい。