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大阪桐蔭の「ドラ1」選手一覧! 今年注目の前田悠伍は12人目なるか?

2023.10.11


2023年のドラフト会議まで1ヶ月を切った。同時に高校生と大学生がドラフト指名されるために必要な、プロ志望届提出期間の締切(10月12日)までも1週間を切った。高校生を見ると10月6日までに133人から志望届が提出されている。そのなかでもっとも注目度が高いのは大阪桐蔭(大阪)の前田 悠伍投手(3年)だろう。

大阪桐蔭の左腕エースとして君臨していた前田は、3年夏の甲子園にこそ出場できなかったものの、U-18野球ワールドカップに侍ジャパンの一員として参加。3試合に登板して防御率0.54と、圧倒的な成績を残し金メダル獲得に貢献。今ドラフトで1位指名が確実視されている。

大阪桐蔭出身のNPBプレーヤーはこれまでにも数多くいるが、ドラフト1位(分離ドラフト含む)で高卒プロ入りを果たした選手は多い。

大阪桐蔭から初めてドラフト指名を受けたのは1988年の今中 慎二だ。中日からドラフト1位で指名を受け入団し、沢村賞を受賞するなどチームの柱として活躍。故障もあり晩年は苦しんだものの91勝をマークした。91勝は同校出身者による現時点での最多勝でもある。

今中の次にドラフト指名を受けたのが萩原 誠(1991年阪神1位)だった。同校は初のドラフト指名から2人連続で1位指名選手を輩出したことになる。しかし、萩原は思うような活躍をすることができず、2001年に近鉄でユニホームを脱いだ。

1991年の萩原以降、中村 剛也内野手(2001年西武2巡)など、ドラフト指名を受ける選手はいたものの、1位指名での入団は10年以上誕生していなかった。久しぶりに1位で指名を受けたのが2002年の西岡 剛(ロッテ1巡)だった。ここから頻繁に1位指名を受ける選手が誕生するようになる。

2005年高校生ドラフトでは平田 良介(中日1巡)と辻内 崇伸(巨人1巡)の2人が1位(1巡)指名を受けると、2007年高校生ドラフトでは中田 翔内野手(日本ハム1巡)も1位でプロ入りを果たした。

辻内こそ結果を残すことができなかったものの、西岡、平田、中田の3人はチームで好成績を残すだけなく日本代表としてもプレー。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の大舞台も経験している。

2010年代以降も藤浪 晋太郎投手(2012年阪神1位)、森 友哉捕手(2013年西武1位)、根尾 昂投手(2018年中日1位)、藤原 恭大外野手(2018年ロッテ1位)、松尾 汐恩捕手(2022年DeNA1位)と5人が1位指名を受けプロ入り。今中から始まった大阪桐蔭のドラフト1位は松尾が11人目だった。

はたして前田は同校12人目の1位指名選手となるだろうか。

大阪桐蔭でドラフト1位指名を受けた選手>
※高卒プロ入りのみ
※分離ドラフト含む

今中 慎二(1988年中日1位)
萩原 誠(1991年阪神1位)
西岡 剛(2002年ロッテ1巡目)
平田 良介(2005年高校生中日1巡目)
辻内 崇伸(2005年高校生巨人1巡目)
中田 翔(2007年高校生日本ハム1巡目)
藤浪 晋太郎(2012年阪神1位)
森 友哉(2013年西武1位)
根尾 昂(2018年中日1位)
藤原 恭大(2018年ロッテ1位)
松尾 汐恩(2022年DeNA1位)

※2022年ドラフト終了時点

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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1 Comment

  1. 匿名

    2023-10-11 at 9:24 PM

    全然選手と球団あってないからみんな信用するな

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