もしオリックスが逆転日本一を達成したら?……MVPはこの男!
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宮城 大弥
2023年の日本シリーズは第5戦を終えて、阪神3勝、オリックス2勝で、阪神が王手という形になっている。逆転で日本一を狙うオリックスは第6戦で先発が予想される山本 由伸投手(都城)、7戦目の宮城 大弥投手(興南)の2人が勝利に繋げられる投球ができるかにかかっている。
今回の日本シリーズは、2003年の阪神vsダイエー(現・ソフトバンク)の対戦となった2003年とよく似ている。この年は、阪神が甲子園で3連勝して、第5戦までに王手をかけたが、第6戦で杉内 俊哉投手(鹿児島実)7回1失点、第7戦では和田 毅投手(浜田)が2失点完投勝利を挙げて、逆転で日本一を呼び込んでいる。MVPは第6戦でシリーズ2勝目を挙げた杉内がMVPだった。崖っぷちに追い込まれたダイエーは二枚看板がしっかりと仕事したのだ。オリックスもそれを期待するしかない。2003年同様、二枚看板が活躍してオリックスが日本一を達成すれば、MVPは宮城が有力だろう。
第2戦では、6回無失点の好投を見せているのだ。高卒左腕のMVP受賞となれば、1986年の工藤 公康投手(名古屋電気※愛工大名電)以来となる。高卒4年目の左腕にここまで大きな期待がかけられている。恐るべき22歳である。