「秋まではNo.1評価」158キロ左腕・細野晴希(東洋大)がまさかの「外れ外れ1位」、 その要因は?
今回のドラフト会議でファンを驚かせたのが、今年のドラフトの目玉の1人とされていた158キロ左腕・細野 晴希投手(東亜学園-東洋大)がハズレハズレ1位だったことだ。最終的にロッテとの競合の末、日本ハムが交渉権を手にしたが、シーズン当初、NO.1とも言われていた細野にとっては悔しい評価になっただろう。
細野の評価が下がる兆候は秋のリーグ戦から考えられた。先発時、初回から置きに行く腕の振りになってしまい、コントロールを乱す場面が何度か見られたのだ。もちろんしっかりと腕が振れた時は150キロ前後のストレートで圧倒できるのだが、やはりNPBの世界では、同じ左投手でも常に安定して投球ができる、西武1位の武内 夏暉投手(1位で3球団競合・八幡南-國學院大)、そしてマウンド度胸があり、ハートも強いソフトバンク1位・前田 悠伍投手(外れ1位3球団競合・大阪桐蔭)らが人気になるのだろう。
この評価を覆す大活躍を期待したい!