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6人指名の徳島ISは歴代2位の11年連続指名!明治大はロッテ1位上田ら3人指名で14年連続指名継続

2023.10.28


椎葉剛、上田希由翔

10月26日にプロ野球ドラフト会議が行われ、支配下72名、育成50名の合計122名の名前が呼ばれた。その内訳を見ると高校生が50名、大学生35名、社会人14名、独立リーグ23名となっている。これから各球団は指名選手へと挨拶に行き、入団交渉を進めていくことになる。

そのなかでひとつの連続記録に終止符が打たれた。花咲徳栄高から指名された選手がひとりもおらず、2015年から続いていた連続指名記録が8年で途絶えてしまったのだ。

今年は花咲徳栄高から高橋 一英小野 勝利のふたりが、プロ指名届を提出していた。しかし甲子園出場がなかったことも響いたのか涙をのんだ。(※小野は横浜高時代の1年夏に出場経験あり)

一方で明治大は上田 希由翔(ロッテ1位)、石原 勇輝(ヤクルト3位)、村田 賢一(ソフトバンク4位)の3人が指名を受け2010年の荒木 郁也(阪神5位)が指名を受けてから続いていた連続記録を14年に伸ばした。来年もすでに注目度の高い宗山 塁が控えていることもあり、連続記録はまだ伸びることになりそうだ。

そして四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスも連続指名記録を伸ばした。徳島は椎葉 剛(阪神2位)、宮澤 太成(西武5位)、井上 絢登(DeNA6位)、シンクレア ジョセフ 孝ノ助(西武育成1位)、谷口 朝陽(西武育成2位)、藤田 淳平(ソフトバンク育成7位)の6名が指名され、2013年に東 弘明(オリックス育成1位)が指名を受けてから11年連続の指名となった。

11年連続は独立リーグではもちろん最長。その他のカテゴリーを見てもJR東日本(2011年〜2021年)の11年連続に並び、明治大の14年連続に次いで歴代2位の記録となった。

独立リーグは選手の入れ替えも激しい。また高卒社会人や大卒社会人のように指名に対する縛りがない。それこそ有望な選手は加入から1年でドラフト指名されることもあり、高校、大学、社会人のように毎年、指名選手を輩出するのは容易ではない。

はたしてそのなかで、徳島インディゴソックスから来年もドラフト指名選手が誕生するだろうか。楽しみに待ちたい。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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