【中国】センバツは2枠をかけた準決勝! 創志学園vs.高川学園、宇部鴻城vs.広陵<秋季地区大会>
来年春のセンバツ選考の重要参考資料となる秋季中国地区高校野球大会は4日に準決勝が予定されている。カードは創志学園(岡山)ー高川学園(山口)、宇部鴻城(山口)ー広陵(広島)と、山口勢が2校残った。センバツ出場枠は2で、決勝に勝ち上がれば出場へ大きく前進することになる。
準決勝では投手力に注目だ。創志学園はこの2試合、背番号1の山口 瑛太投手(2年)と、背番号10の中野 光琉投手(2年)がともに完投して勝ち上がってきた。山口は広島新庄(広島)戦で5安打完封劇を披露するなど好調をアピール。中野も7回1失点と、2人で16イニング1失点と安定している。対する高川学園はエース葛西 泰輝投手(2年)が2試合ともに完投し、防御率も2.50。投手力の勝負となりそうだ。
広陵は1年春から経験を積む髙尾 響投手(2年)が君臨。2試合に先発し15回を投げ自責点は0(失点1)で、下関国際との準々決勝では3安打完封劇を演じている。対する宇部鴻城は2試合とも継投で逃げ切っている。松成 乃馳投手(2年)、益田 成都投手(2年)、益野 謙信投手(2年)に加え、村田 流星外野手(2年)も登板している。まさに総力戦で広陵打線に立ち向かうことになる。