News

【野球部訪問】東洋大牛久(茨城) 個の力は上位クラスも悔しすぎる秋の敗戦、チームの完成度を磨いて躍進の春へ!

2023.12.09


東洋大牛久

明らかに力のあるチームだ。しかし、秋季大会の1次予選・2次予選ともに初戦で敗退してしまった東洋大牛久
「選手一人ひとりの個々の能力はすごく高いと感じます。秋季大会では、十分に上位を狙える戦力はありましたが、まだチームとしては未熟でした。秋季大会で自分たちのチームとしての弱さを痛感したと思います」
そう語るのは長堀 肇監督。長堀監督は東洋大OB。NTT東日本の監督を務めた経験があり、2022年4月1日に同校の監督に就任した。同時に首脳陣も全員上尾(埼玉)出身の3人体制となり、充実した指導が行われている。

実際、練習を見ていても、選手一人ひとりの力があることは感じた。野手も打撃では強い当たりを量産していたし、投手陣のレベルも高い。また、選手はそれぞれ複数ポジションを守れるように練習をしているという。

主将の牧野 和真選手も秋の反省を口にする。
「選手一人ひとり力があると実感していました。しかし、いざ試合になると周りに頼ってばっかりで自分たちの試合というものが全くできませんでした。この秋季大会ではチームとしてのもろさというものが出てしまったと感じます」

秋の悔しさを冬に乗り越えて、東洋大牛久に輝かしい春がやってくることを期待したい。

この記事の執筆者: 鎌田 光津希

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.07.04

「学校と地域に支えられて戦う」県内有数の進学校・磐田南(静岡)、“潔く”戦って最高の夏に【野球部訪問】

2024.07.04

「速さが怖かった」 センバツ4強から学んだ走塁で市立柏が千葉の上位を狙う

2024.07.04

5日に北北海道大会の抽選会!クラーク記念国際と別海が軸、接戦を勝ち抜いたチームにも勢い

2024.07.04

5日に新潟大会が開幕!帝京長岡と日本文理の対戦相手が決まる【2024夏の甲子園】

2024.07.04

5日に富山抽選会!昨年秋覇者・高岡商か、今年春の覇者・富山商か、ノーシード新湊の組み合わせにも注目<夏の甲子園県大会>

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.06.29

北海は道内29連勝なるか、東海大札幌VS札幌日大の強豪対決も、30日に札幌支部で代表決定戦【2024夏の甲子園】

2024.06.29

激戦区・愛知が開幕!ノーシードから4連覇狙う愛工大名電が17得点の圧勝発進、大府、愛知産大三河も初戦を突破【2024夏の甲子園】

2024.06.29

昨秋3位の豊橋中央が登場、享栄破った実力見せる!30日愛知大会【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!