【野球部訪問】東洋大牛久(茨城) 個の力は上位クラスも悔しすぎる秋の敗戦、チームの完成度を磨いて躍進の春へ!
東洋大牛久
明らかに力のあるチームだ。しかし、秋季大会の1次予選・2次予選ともに初戦で敗退してしまった東洋大牛久。
「選手一人ひとりの個々の能力はすごく高いと感じます。秋季大会では、十分に上位を狙える戦力はありましたが、まだチームとしては未熟でした。秋季大会で自分たちのチームとしての弱さを痛感したと思います」
そう語るのは長堀 肇監督。長堀監督は東洋大OB。NTT東日本の監督を務めた経験があり、2022年4月1日に同校の監督に就任した。同時に首脳陣も全員上尾(埼玉)出身の3人体制となり、充実した指導が行われている。
実際、練習を見ていても、選手一人ひとりの力があることは感じた。野手も打撃では強い当たりを量産していたし、投手陣のレベルも高い。また、選手はそれぞれ複数ポジションを守れるように練習をしているという。
主将の牧野 和真選手も秋の反省を口にする。
「選手一人ひとり力があると実感していました。しかし、いざ試合になると周りに頼ってばっかりで自分たちの試合というものが全くできませんでした。この秋季大会ではチームとしてのもろさというものが出てしまったと感じます」
秋の悔しさを冬に乗り越えて、東洋大牛久に輝かしい春がやってくることを期待したい。