戦力外通告から社会人野球へ! 新天地での活躍を誓う6人! 北條史也は都市対抗常連チーム、二軍打点王・和田恋は勢いに乗る強豪に加入
高校時代の髙田萌生、北條 史也
昨年、NPBの戦力外通告者はじつに143人。その中で今季から社会人野球でプレーする選手、6人を紹介したい。
まず前阪神の北條 史也内野手(八戸学院光星)は三菱重工westへ。高卒4年目の2016年に105安打を記録し、期待の若手として注目された。昨年は一軍出場なしに終わり、戦力外に。NPB455試合で、308安打を記録した。加入する三菱重工westは昨年、3年連続39回の都市対抗出場している強豪であり、厳しい競争を勝ち抜いてスタメン出場を勝ち取ることができるか。
前楽天からは4人が社会人に舞台を移す。和田 恋内野手(高知)は明治安田生命でプレー。NPB通算2本塁打に終わったが、昨季は二軍で打率.289、16本塁打、71打点とイースタン打点王を獲得。長打力は大きな武器となりそうだ。明治安田生命は昨年、東京都で初の第一代表で都市対抗に出場しており、勢いに乗っている強豪だ。
髙田 萌生投手(創志学園)、引地 秀一郎投手(倉敷商)、福森 耀真投手(北九州-九州産業大)の3人は岡山県美作市に本拠地を置くショウワコーポレーションでプレー。監督は元中日の亀澤 恭平が務めている。ショウワコーポレーションは昨年の第47回全日本クラブ選手権で初優勝を収めた新鋭である。元プロ3投手の加入で一気に戦力強化を図る。
髙田は通算10試合登板の速球派右腕。最速151キロ右腕・引地、最速154キロ右腕・福森はともに一軍登板がなかったが、潜在能力は高く、新天地で活躍が期待される。
前ヤクルトの成田 翔投手(秋田商)は神奈川で活動する全川崎クラブへ。ロッテ、ヤクルトの計8年間で通算18試合、1ホールドに終わった。
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