中学時代シニア日本代表4番、長崎海星で甲子園、専修大で主将 エリート街道を歩んだ… スラッガーが社会人退団 三菱重工west・平湯 蒼藍
高校時代の平湯
三菱重工westの平湯 蒼藍内野手(長崎海星・26歳)が退団となった。
平湯は長崎海星中時代から評判の選手で、同校が運営する長崎海星シニアでプレーし、全国大会二度出場。シニア日本代表にも選ばれ、4番を打っていた。
長崎海星では下級生から主力打者として出場し、2年夏(2014年)の長崎大会では決勝戦の創成館戦で、ソロ本塁打含む2安打3打点の活躍で、3年ぶり17度目の甲子園出場に貢献した。当時のメンバーには1学年上に吉田 嵩投手(徳島インディゴソックス-中日-JPアセット証券)、同級生に昨年まで火の国サラマンダーズに在籍していた髙山 凌内野手(日本体育大)がいる。
高校時代は高校通算39本塁打を記録し、長崎を代表するスラッガーとして注目を浴びた平湯は専修大へ進学。
専修大では1年から出場し、一部で1本塁打、二部で通算3本塁打を記録。最終学年では主将としてチームを引っ張った。
20年に三菱重工westの前身である三菱重工神戸・高砂に入社。4年間プレーし、主に代打として活躍。昨年の日本選手権・西部ガス戦では代打として出場していた。