News

DeNA正捕手争いが激化中! 大阪桐蔭出身・松尾汐恩が高卒2年目で3試合連続安打!

2024.02.22


大阪桐蔭時代の松尾 汐恩

DeNA正捕手争いに、22年ドラ1の19歳が割り込もうとしている。

21日の練習試合、広島戦の6回に代打で出場した松尾 汐恩捕手(大阪桐蔭出身)が、左前安打をマーク。1軍練習試合「初安打」を放った15日の日本ハム戦2打席目から、2打数2安打だった前回17日の練習試合(中日戦)に続いて、3試合連続の「4打席連続安打」の好調ぶりをアピールした。

今年のキャンプの練習試合では、ここまで4試合に出場し、8打数4安打、打率5割。初戦の12日(中日戦)こそ2打数無安打だったが、ここ3試合連続でヒットを放つ活躍を見せている。

三浦監督もこの活躍に目尻を下げているようで、若手捕手のアピール合戦を喜んでいる。

21日までの練習試合で起用された捕手の打撃成績は以下の通り。
松尾 汐恩 4試合8打数4安打1打点
益子 京右 4試合6打数2安打2打点=B班へ
山本 祐大 5試合10打数2安打1打点
東妻 純平 5試合10打数3安打3打点1本塁打

ここまで打撃で結果を残しているのは松尾だが、他の3人もそれぞれの持ち味をアピールして、開幕1軍、正捕手争いを繰り広げている。これまでB班で調整してきた戸柱 恭孝捕手(鹿屋中央出身)、伊藤 光捕手(明徳義塾出身)もA班に合流。今後、激しいポジション争いが本格化する。

昨シーズンは戸柱、伊藤、山本が主に起用されてきたが、確固たるレギュラーは存在しない。そのレギュラー争いに、今季高卒2年目の松尾が「参戦」。打撃面では開幕1軍はおろか、レギュラーの座を奪うほどのアピールを続けている。

伝説の捕手として活躍した谷繁元信氏は、チーム初の高卒(江の川出身)ドラフト1位捕手で、プロ1年目から1軍で起用された。谷繁氏以来、チーム2人目となるドラフト1位捕手の松尾が、2年目でのレギュラー奪取に燃える。

<関連記事>
DeNAキャンプメンバー一覧
DeNA投手陣の救世主になる!? 高卒3年目右腕が猛アピール!
DeNA期待の星・松尾汐恩はどんな2年目を過ごすべきか? ルーキーイヤーは規格外の活躍!
【一覧】2022年U-18日本代表の進路

この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.07.04

「学校と地域に支えられて戦う」県内有数の進学校・磐田南(静岡)、“潔く”戦って最高の夏に【野球部訪問】

2024.07.04

「速さが怖かった」 センバツ4強から学んだ走塁で市立柏が千葉の上位を狙う

2024.07.04

5日に北北海道大会の抽選会!クラーク記念国際と別海が軸、接戦を勝ち抜いたチームにも勢い

2024.07.04

5日に新潟大会が開幕!帝京長岡と日本文理の対戦相手が決まる【2024夏の甲子園】

2024.07.04

5日に富山抽選会!昨年秋覇者・高岡商か、今年春の覇者・富山商か、ノーシード新湊の組み合わせにも注目<夏の甲子園県大会>

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.30

突然の病で右半身が麻痺した「天才野球少年」が迎える最後の夏 あきらめなかった甲子園出場の夢、「代打の一打席でもいいから……」

2024.06.29

北海は道内29連勝なるか、東海大札幌VS札幌日大の強豪対決も、30日に札幌支部で代表決定戦【2024夏の甲子園】

2024.06.29

激戦区・愛知が開幕!ノーシードから4連覇狙う愛工大名電が17得点の圧勝発進、大府、愛知産大三河も初戦を突破【2024夏の甲子園】

2024.06.29

昨秋3位の豊橋中央が登場、享栄破った実力見せる!30日愛知大会【2024夏の甲子園】

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!