有原航平（ソフトバンク）が開幕投手内定！ 過去は敗戦続き、3度目の正直なるか!?
広陵時代の有原 航平
ソフトバンク小久保監督が、今季の開幕戦に有原 航平投手（広陵出身）を指名した。日本ハムから移籍2年目の有原は、「大役」からのスタートを切ることになる。
有原にとって開幕投手は3度目となる。日本ハム時代の2017年、2020年に2度経験したが、いずれも敗戦投手となった。2017年は西武と対戦し、1対8で敗戦。有原は6安打6失点（4自責）で、6回途中100球でマウンドを降りた。コロナ禍の影響で開幕が6月となった2020年にも西武戦に先発。有原自身は6回を投げ4安打3失点と試合は作ったが、打線の援護なく0対3で敗れている。
有原自身としては悔しい思い出しかない開幕投手。ソフトバンクでの初の名誉を意気に感じ、奮闘するに違いない。
ここまで開幕投手を公表しているのは、ソフトバンクで4球団目となった。日本ハムが伊藤 大海投手（駒大苫小牧出身）、巨人が戸郷 翔征投手（聖心ウルスラ出身）、広島は九里 亜蓮投手（岡山理大附出身）がすでに開幕投手を務めることが公表されている。
日本ハム新庄監督、巨人阿部監督は昨年11月の時点ですでに今季の開幕投手を公表していた。広島新井監督は今キャンプ中の16日に本人に通達している。
有原以外は、いずれも初の大役。有原は3度目ながら、ソフトバンクでは初めてのことになる。フレッシュな開幕投手らが、約5週間後の3月29日開幕戦で、どんな投球を見せるのか楽しみだ。
＜開幕投手内定投手の昨年成績＞
九里 亜蓮 26試合8勝8敗、174.1回、129奪三振、防御率2.53
戸郷 翔征 24試合12勝5敗、170回、141奪三振、防御率2.38
有原 航平 17試合10勝5敗、120.2回、74奪三振、防御率2.31
伊藤 大海 24試合7勝10敗、153.1回、134奪三振、防御率3.46
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