オリ2位・河内康介「宮城さんのストレートが…」母校・聖カタリナ学園卒業式出席
背番号63が入ったサインボールを掲げるオリックス・バファローズ河内 康介投手
昨年は夏の愛媛大会で150キロを叩き出し、聖カタリナ学園をベスト4入りに導く活躍。プロ野球ドラフト会議では四国地区高校生最上位となるオリックス・バファローズ2位指名を受けた河内 康介(かわち・こうすけ/180センチ72キロ・右投右打)投手が3月1日(金)、同校の卒業証書授与式に出席した。
この卒業式がオリックス・バファローズの新人合同自主トレーニング、宮崎キャンプを経て約2ヶ月ぶりの高校通学となった河内投手。卒業式後に行われた記者会見では「久しぶりに会えてうれしかった」と高校生らしい笑顔を見せた。
しかし、宮崎キャンプの話になると一転。オリックス・バファローズの背番号「63」らしく引き締まった表情に。キャンプ中、印象に残ったことを問われると「ブルペンで一度、宮城 大弥投手(興南)の横で投げさせてもらう機会がありましたが、キャッチャーミットに突き刺さるストレートの強さは、やはり侍ジャパンに入っている投手だと思いました。自分も一流になるためにベース盤の上で伸びるようなストレートを伸ばしていきたい 」と、早くもいい刺激を受けている様子がみてとれた。
この日をもって「しんどいことも嬉しいことも含めて人生に活きることを得られたし、仲間や様々な方々と出会えて成長できた」と、聖カタリナ学園と愛媛県を離れ、心新たにプロ野球の世界へと進む河内 康介投手。本人も第一目標にあげた「一年間戦える身体づくり」の先には京セラドーム大阪のマウンドと飛躍のステージが待っている。
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