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徳島出身・椎葉(阪神)&井上(DeNA)「一軍生き残り」を懸けた正念場が続く!

2024.03.12


井上絢登、椎葉剛

四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックス出身、豪快なフルスイングが身上のDeNAドラフト6位・井上 絢登内野手(久留米商出身)が、開幕1軍入りに猛アピールしている。8日からのオープン戦3試合に出場。9日の西武戦では8番・三塁手でスタメン出場すると2本とも内野安打ながら4打数2安打と、マルチ安打をマークして見せた。7回には盗塁もマークしている。

5日の巨人との2軍戦でも、二塁打を含む4打数2安打と好調をアピール。1軍のオープン戦出場を手にして、ここまで3試合の合計では6打数2安打で、打率は.333となっている。

プロ1年目の今年。キャンプからそのフルスイングを武器に首脳陣にアピールし、実戦形式で起用されてきた。2月後半から結果を残せず2軍へ回っていたが、しっかり実戦で結果を残し再び1軍へと「昇格」してきた。今後の活躍次第では、開幕1軍も夢ではない。

同じく徳島インディゴソックス出身の阪神ドラフト2位・椎葉 剛投手(島原中央出身)も、昨シーズン日本一の投手陣に割って入ろうとしている。オープン戦は4試合に登板し、4回を1失点。ここ2試合はヤクルト相手に連投も経験し、ともに1イニングを3人で仕留めている。

勝ちパターンの中継ぎとして、信頼される結果を残していくことが求められている。最速159キロ右腕としては、直球を捉えられていることも多く、本来の球速でないことに焦りを感じているようだが、何かをきっかけに本来の姿を取り戻すこともある。前向きに取り組むことが必要だ。

徳島インディゴソックスは、昨年まで11年連続でNPBドラフト指名選手を生み出してきた。昨年は、オリックス育成ドラフト4位で指名されたルーキー・茶野 篤政外野手(岐阜・中京出身)が、開幕前に支配下を勝ち取った上に、開幕スタメンも手にした。

徳島出身選手の2年連続の開幕1軍入りに向け、井上と椎葉の奮闘は大事な局面を迎える。

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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