オープン戦絶不調の阪神、投手陣は大丈夫なのか? OB投手が解説「伊藤、青柳の実績組は安心、門別、岡留も戦力になる」
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青柳 晃洋、横浜高時代の伊藤 将司
岡留、門別は阪神のニューフェイスに!
若手では岡留 英貴投手(沖縄尚学-亜細亜大)が好アピール。4試合に登板し、5回、5奪三振、無失点の投球が続いている。
「右の本格派が多い阪神の中で、岡留投手はいわゆる変則の投手ですよね。150キロ台のストレートはかなり強さがあります。WBC代表の湯浅(京己)投手が不調で二軍調整中。阪神のリリーフの新しい1枚になるでしょう」
キャンプ当初から評判が高かった門別 啓人投手(東海大札幌)は好投を続け、開幕ローテーションを争っている。2日の日本ハム戦では140キロ後半の速球をコーナーヘと投げ分け、4回1失点。日本ハム打線を詰まらせることが多かった。
「2月の段階では投げるストレートの質も良かったですし、去年以上に一軍で試せる機会が増えればと思っていました。3月になっても、調整がうまく行っていない投手もいるなか、門別投手は内容と結果が伴ってきているので、シーズン通して一軍の戦力として期待できるでしょう。与えられた実戦で結果を残し続けてほしいですね」
開幕一軍の生き残りをかけた戦いはどうなるのか。
「まだ岡田監督のコメントを見ると、個人がどうアピールするのか、自分はどういうパフォーマンスをして、チームの勝利に貢献できるか、求めているのかなと思います。まだ戦いの真っ最中です。
しかし見極めるだけではなく、開幕直前のオープン戦ではペナントを想定して、メンバーを固定して、チームの勝利を求めていく期間もあると見ています。選手のアピールだけではなく、どういう試合プランで臨むのか、試合後の岡田監督のコメント内容にも注目してほしいですね」
阪神のオープン戦はこの連休で中日とのオープン戦が終わると、19日、20日はソフトバンク、22日からはオリックスと3連戦を終えて、ペナントレース開幕となる。
開幕一軍に名を連ねる投手陣はどんな構成になるのか注目だ。
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