試合レポート

箱山遥人、正林 輝大が木製バットで本塁打!北照・高橋も最速146キロを叩き出し、猛アピール!【高校日本代表候補紅白戦 午後の部】

2024.04.05


正林 輝大(神村学園)

5日、高校日本代表候補合宿は紅白戦2試合が行われた。
午前の試合ではセンバツで活躍した平嶋 桂知投手(大阪桐蔭)、髙尾 響投手(広陵)、吉岡 暖投手(阿南光)の3人の右腕たちが活躍したが、午後は打者たちが活躍を魅せた。

左投手7人が登板したこの試合では2回裏、午前中にも6得点を挙げたI組が金渕 光希投手(八戸工大一)を攻略した。豊島 虎児内野手(創志学園)のレフト線適時打、湯浅 桜翼内野手(仙台育英)の2点適時打、吉川 勇大内野手(青森山田)はエラーを誘う三塁強襲の当たりで4点目。

そして3回裏には箱山 遥人捕手(健大高崎)が本塁打。この本塁打について、「木製バットを使っての初打席は思ったより振れていました。振れた分、体が開いていたので、低反発バットよりも体を引き付ける感覚を大事にして、狙い球を張りながら結果が出なかったんですけど、インコースを捌くことができて良かったです」と喜んだ。

5回裏に打撃力の高い右腕・高橋 駿臥投手(中越)は右中間を破る適時三塁打で7対0。そして7回裏には正林 輝大外野手(神村学園)が特大本塁打。打った瞬間、柵越えを確信できる強烈な当たりだった。
「一瞬で飛んだので、これは本塁打かなと思いました。木製バットは金属バットより軽いので、振り抜きやすいです」と本人も手応えを感じていた。

小倉 全由代表監督は「2本出ていることは良いことです。箱山選手は前日の練習であまり打てていなかったのでどうかなという感じでしたが、うまく立て直していてさすがだなと思いました。正林選手も打撃練習の時から良かったですよね」と2人の打撃を評価していた。

投手陣では高橋 幸佑投手(北照)が自己最速を2キロ更新する146キロをマーク。平均球速は136.13キロだった。高橋は「自分の持ち味が出せて、特に2イニング目はしっかりと投げることができました」と笑顔を見せていた。

最終日の6日は午前中に練習を行い、合宿は打ち上げとなる。

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箱山 遥人(健大高崎)

箱山 遥人(健大高崎)

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この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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