千葉に逸材集まる! 12球団スカウトが熱視線・200センチの大型右腕、センバツで活躍の好ショートらに注目!【春季千葉県大会注目選手リスト】
菊池 ハルン(千葉学芸)、颯佐 心汰(中央学院)
野手は全国レベルのショートコンビに要注目!
野手では颯佐 心汰内野手(中央学院=3年)、中山 凱内野手(専大松戸=3年)の2人のショートに注目だ。颯佐はこのセンバツで16打数6安打の活躍。高校日本代表の一次候補にも選出され、シートノックでは素早い守備と強肩を披露。特にスローイングは深い位置から鋭い送球を見せ、際どいプレーになってショートスローになっても投手のような球筋で投げている。石塚 裕惺内野手(花咲徳栄)ら同じショートを守っていた選手たちから「颯佐の強肩はエグいです!」という声が聞かれた。攻守ともに自信を持ってプレーしているのが伝わる。この春では別格の活躍を見せて欲しい。中山は昨年のセンバツ、夏の甲子園を経験した大型遊撃手。流れるような動きを見せる遊撃守備は絶品だ。また、チーム事情で昨秋は捕手を務め、イニング間の二塁送球は1.9秒台の強肩を披露。この起用について持丸修一監督は「本当はショートをやらせたいけど、彼はほかの選手と比べても視野が広い。しっかりと任せられる捕手がいないため、やらせました」と理由を明かす。打撃も振り幅が大きいスイングでボールを捉え、広角に長打が打てており、140キロ以上の速球を投げる投手にも対応ができる。打席に立てば、なんとかしてくれる期待感がある。初戦は木更津総合と東京学館の勝者と対戦する。どちらも投手が良いチームなので、中山の実力を測るには格好の相手である。
中央学院は颯佐以外にも、勝負強く堅守を見せるセカンド・中村 研心内野手(3年)、1番打者として大活躍した青木 勝吾外野手(3年)に注目だ。
強豪・木更津総合は強肩強打のスラッガー・羽根 徹平捕手(3年)に注目。1年生の時から勝負強い打撃を見せ、本塁打を量産。16年から18年にかけて活躍した左のスラッガー・野尻 幸輝内野手(Honda)を彷彿とさせる逸材だ。
習志野は下級生からレギュラーとして活躍する根立 陸斗外野手(3年)はフォローが大きいスイングで本塁打を量産。遠くへ飛ばす技術は県内随一だろう。岡田 諒介内野手(2年)は昨夏の千葉大会決勝戦で本塁打。思い切りの良いスイングは脅威だ。
市立船橋は1年夏から甲子園を経験する大野 七樹内野手(3年)、強打の花嶋 大和捕手(2年)がキーマン。成田は1年秋からレギュラーとして活躍する鹿児島 大輝内野手(3年)、鈴木 晴仁内野手(3年)の両スラッガーに注目したい。鹿児島は広角に打ち分ける打撃技術の高さが長所で、鈴木はスタンド上段に持って行くパワーが持ち味。
光英VERITASのエース早川とともに注目したい選手が伊藤 優翔外野手(3年)。振り幅が大きく、シャープなスイングで高校通算10本塁打以上を記録している。打球速度、飛距離は素晴らしいものがあり、メカニズムを見ると、今年のドラフト1位候補に挙がる西川 史礁外野手(龍谷大平安-青山学院大)と似ている。まだ体は細いが、しっかりと体ができあがっていけば、県内屈指の右のスラッガーへ化ける可能性を秘めている。
初戦で光英VERITASと対戦する千葉敬愛は4番・森 虎之介内野手(3年)がシード獲得のキーマン。昨秋の県大会の千葉学芸戦で高校通算11本塁打目となる場外本塁打を放った。無駄のないスイング軌道でボールを捉え、次々と長打を記録する左の強打者だ。土橋 怜於捕手(市原中央)はヘッドを利かせたスイングで鋭いライナー性の打球を飛ばし、そして捕手として強肩を見せる好捕手だ。
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は?
2024-04-21 at 3:45 AM
千葉学芸、イジメ問題はどうなった?
何故大会に出れる
やはり高野連は話ならんわ