【千葉春季大会】市原中央・土橋 怜於が4安打1打点の大活躍でシード権獲得! チームを2017年以来の3回戦進出に導く!
市原中央 4打数4安打の土橋 怜於捕手(3年)
<千葉県高校野球春季大会:市原中央10-3柏南>◇21日◇第2試合◇船橋市民球場
市原中央が10得点快勝で2回戦突破を果たし、ベスト16入りを決めた。この結果により夏のシード権を獲得。2017年以来の春季大会3回戦進出を果たした。
この日は13安打と打線が繋がりを見せたが、扇の要・土橋 怜於捕手(3年)が4打数4安打と存在感を見せた。1打席目はレフト方向へヒットを放つと、2打席目は初球をセンターへ。3、4本目のヒットは「右方向への意識がいい結果に繋がっている」と語ったように逆方向へ広角に打ち分けた。昨秋まで1番起用だった土橋だが、今春から3番で起用されている。滝田 優司監督は、「塁に出るよりチャンスで打点をつけるために打順を変えている」と意図を説明。打順の組み換えが奏功した形だ。
そんな土橋は打撃だけでなく、捕手としてのインサイドワークや肩の強さも魅力的だ。安定したスローイングに、「人並みよりは肩が強いと思っています」と笑みをこぼす。またリードの面でも先発の作道 脩斗投手(3年)を牽引した。初回に2失点したが、「コントロールが武器なので、イニング間でしっかりとコミュニケーションをとることを意識した」と、メンタルの部分でも支えとなり、好投を引き出す役割も担っている。
土橋は、「夏が最後ではなく、春で頂点に立って夏に向けた確信に迫る大会にしたい」と語気を強める。人一倍の覚悟を持って臨んだ大会ともあり、攻守に渡ってチームに貢献している。滝田監督は次戦に向け、「今までと変わらず、9イニングの中でゲームを作ることが大事。選手たちはやるべきことをやって欲しい」と期待を寄せていた。
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