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横浜に入学した「スーパー1年生5人衆」に注目せよ! 佐々木朗希二世、中学日本代表の二刀流など明日の慶應戦で活躍なるか!?

2024.04.27


左から池田 聖摩、小野 舜友、江坂 佳史(横浜)

今年の横浜の新入生には逸材が集まった。その顔ぶれはU-15代表、各中学硬式の代表クラス、軟式野球でもトップレベルの活躍を魅せた逸材ばかりだ。

この中から入学直後の春季大会で早くも5人がベンチ入りしている。彼らの横顔を紹介していきたい。

まず新入生の中で一番の目玉は池田 聖摩内野手だ。小学校時代にはホークスjrに選出され、熊本中央ボーイズ時代は走攻守三拍子揃った遊撃手として活躍。さらに陸上選手としての実績もあり、中学2年生の時に三段跳びで九州大会出場、ジャベリックスローの日本選手権では5位にランクインするほどの身体能力の持ち主だ。侍ジャパンのU-15代表にも選出された。春季2回戦の綾瀬戦から試合に出場。癖のない構えからフルスイングを見せて鋭い打球を飛ばす一方、軽快な遊撃守備も見せて、観客をわかせた。投手としてマウンドに登ると140キロ近い速球を投げ込む。投打ともにセンス抜群だ。準々決勝でも出番が期待できる。

小野 舜友投手、江坂 佳史外野手は愛知の強豪・東海中央ボーイズ出身で、ともにボーイズの中日本選抜に選出されている。
小野は130キロ中盤の速球、切れのある変化球でしっかりと投げ分ける実戦派左腕で4回戦の相模原戦でも無失点の好リリーフを見せた。
江坂は1番センターとして活躍し、癖のないレベルスイングで安打を量産。軽快な走塁、センター守備もハイレベル。相模原戦では代打としてクリーンヒットを放っている。

若杉 一惺投手は中本牧シニア出身で、昨夏の全国大会で準優勝に貢献。敢闘賞を受賞している。入学直後、綾瀬戦で中継ぎとして登板した。細身だが、切れのあるスライダーが持ち味でゲームメイク能力も高い。

織田 翔希投手は北九州市立足立中出身で、183センチ63キロとかなり細身だが、最速143キロを誇る本格派右腕として注目された存在。一発長打を秘めた強打も魅力で、「ネクスト佐々木朗希」と期待する声もある。3回戦の茅ケ崎北陵戦でリリーフ登板し、無失点の好投を見せた。

これまで横浜はコールドで勝ち上がってきたが、準々決勝の慶應義塾戦では接戦が予想されるため、出場の可能性はこれまでの試合と比べると少ないかもしれない。それでも将来、神奈川の高校野球を盛り上げる才能を持った選手であり、出場時にはぜひパフォーマンスに注目してほしい。

【関連動画】
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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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