【春季千葉県大会】専大松戸の149キロ右腕・梅澤翔大、成長を実感させる完封勝利!今大会、28.1回を投げて3失点の快投!
梅澤翔大(専大松戸 )
【トーナメント表】春季千葉県大会 結果一覧
<千葉県高校野球春季大会:専大松戸9-0千葉英和>◇3日◇準決勝◇千葉県総合SC野球場
今年の専大松戸のエース・梅澤 翔大投手(3年)の成長が著しい。準決勝まで21.1回を投げて、21奪三振、3失点の好投を魅せてきた。梅澤は昨秋から投球フォームの修正を行ってきた。テイクバックをコンパクトにして、コントロール改善を狙った。
正面から見ると、テイクバックをとった時、右腕が見えにくくなった。そこから一気に腕を振り出すので、打者からは打ちにくい。ストレートは常時130キロ後半〜140キロ中盤(最速145キロ)。120キロ前半のスライダーを軸に投球を組み立て、好打者揃いの千葉英和打線を翻弄し、7回を投げ、被安打5、無四球、無失点に抑え完封勝利を挙げた。
試合を振り返って梅澤は「前回の試合はあまり腕が振れていなかったので、しっかりと腕を振ることを意識した。スライダーのキレ自体は満足していないが、後半は良かったですし、不調の中でも試合が作れたのは成長点です」と自分の投球を総括した。
2年生までの梅澤はストレートの勢いはあるが、高めにストレートが浮いて、それを長打にされたり、本塁打にされることも多かった。今は波が少なく、打たせて取る時は低めに投げて内野ゴロに打たせて、ここぞという場面では押し切る。投球の幅が広がった。レベルアップするために持丸 修一監督に何度も質問を行った。
持丸監督は「質問することは良いこと。だけど、実践するのは私ではなく、本人自身なので、試合で発揮してほしい」とエールを送る。
これで計4試合で、28.1回を投げて3失点とエースに相応しい実績を残した。打ち込まれることもあった昨年と比較すると、間違いなく進化が感じられる。関東大会に向けて梅澤は「健大高崎など強豪校と対戦出来るのは嬉しいですし、そういう相手に投げて勝ちたい」と意気込んだ。関東大会でも十分に活躍が期待できそうだ。
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yasu
2024-05-06 at 7:45 AM
関東大会出場おめでとう。力いっばい強豪チーム相手に暴れてきて下さい。応援してます。