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春季近畿大会注目選手17人! 智辯和歌山の大型右腕、大阪学院大高の全国トップレベル遊撃手、天理のスラッガーコンビら逸材がこぞって出場!

2024.05.24


岩井天史(滋賀学園)、中西琉輝矢(智辯和歌山)、大谷汰一(天理)、西村一毅(京都国際)

25日から兵庫県で開催される春季近畿大会。智辯和歌山天理の名門校、新鋭・大阪学院大高なども出場する今大会の逸材を紹介したい。

【トーナメント表】春季近畿地区大会 組み合わせ

2年ぶりの優勝を狙う智辯和歌山は大型選手を揃える。196センチの大型右腕・中西 琉輝矢投手(3年)が才能を開花させつつある。決勝戦の和歌山東戦で1失点完投勝利を収め、最速145キロを計測。この大会でさらに評価を高めていきたい。木製バットを使用する花田 悠月智辯和歌山)は高校通算10本塁打以上のスラッガーだ。8校の中で唯一のセンバツ出場の京都国際は高校日本代表候補に選出された技巧派左腕・中崎 琉生投手(3年)は130キロ後半の速球、切れのあるスライダーを武器とする。藤本 陽毅内野手(3年)は下級生から経験豊富な遊撃手で、ミート力が高く、安定感が高い守備を見せる。この春からベンチ入りした西村 一毅投手(2年)は最速136キロの速球、スライダー、カーブ、チェンジアップを器用に操る左腕。

履正社大阪桐蔭を破って優勝した大阪学院大高今坂 幸暉内野手(3年)が全国トップクラスの遊撃手として注目されている。初球からフルスイングを心がけ、鋭い打球を飛ばす。追い込まれるとミートを心がけ、好投手からも安打を記録する。ダイナミックな動きを光る遊撃守備も評価が高く、この近畿大会でアピールをしていきたい。今坂以外では、超強肩・志水 那優捕手(3年)、187センチの大型右腕・松下 凌大投手(3年)にも注目だ。

圧倒的な打力で奈良の頂点に立った天理は1年夏から甲子園を経験している松本 大和内野手(3年)、大谷 汰一外野手(3年)の2人。大谷は決勝の橿原戦で1イニング2本塁打を記録した。しっかりとトップを取って、バランスの良いスイングで長打を飛ばすことができる。松本もシャープなレベルスイングで本塁打を量産する左のスラッガー。

滋賀1位の滋賀学園はプロ注目遊撃手・岩井 天史内野手(3年)のシャープなスイングで広角に打ち分ける強打が魅力。フットワークが軽快で、強肩も光る守備は高く評価されている。脇本 耀士投手(3年)は小柄ながら、伸びのある140キロ台のストレートが光る好右腕。

兵庫1位の社は西垣 琉空捕手(=3年)が牽引する。スローイングの精度も高く、投手陣の持ち味を引き出すリードと守備力も高い好捕手。
2位の須磨翔風は144キロ右腕・槙野 遥斗投手(3年)は伸びのある速球、カーブ、スライダーを投げ分ける本格派右腕。近畿大会でどこまでアピールできるか注目だ。
3位の明石商は石原 大暉投手(2年)は130キロ後半の速球を投げ込む好左腕、横山 康瑛投手(2年)は伸びのある速球、スライダーを投げ分け、打力も非常に高い二刀流だ。

次のページ:【一覧】近畿大会 注目選手

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この記事の執筆者: 河嶋 宗一

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