報徳学園、逆転サヨナラも8回までノーヒット。2試合で3得点と打線強化が課題に
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<第10回愛知招待試合:報徳学園2-1豊橋中央◇1日◇刈谷球場
報徳学園は招待試合第2試合で豊橋中央に2対1で逆転サヨナラ勝ちを収めた。
8回まで無安打に終わったが、2番安田 羽瑠内野手(3年)のセーフティバントが成功し、出塁。二死三塁から3番山岡 純平内野手(2年)の右前適時打で同点に追いつく。その後、二死一、二塁となって、5番中川 晴登内野手(3年)が左中間を破る適時二塁打でサヨナラを決めた。
しかし2試合18イニングでわずか3得点。豊橋中央戦は8回までノーヒットに抑えられていた。大角健二監督は勝利よりも打線に注文をつけた。
「打線については反省しかないですね。打つ準備ができていない。振り回して凡打。その反省から、コンパクトに振ろうとするもこじんまりなスイングになってしまう。空回りしていました。どの選手もどのカウントで振りにいくのか、相手に嫌な印象を与えるのか。そこまで気が回っていなかった。準備ができていないので、その通りの結果になったと思います」
2試合とも好投手擁するチームと対戦できたことで、夏までの各打者の意識改革が明確になった報徳学園。夏ではセンバツのような粘り強い打線を見せることができるか。