News

今年の東京は「スラッガー大豊作世代」! 超進学校に現れた「プロ入り明言」の二刀流、木製で本塁打量産の早実のスラッガーなどが夏を盛り上げる【注目選手リスト】

2024.06.15


宇野真仁朗(早稲田実)、森井翔太郎(桐朋)、髙橋徹平(関東一)

◆【トーナメント表】夏の東東京大会 組み合わせ
◆【トーナメント表】夏の西東京大会 組み合わせ

帝京、早稲田実業、関東一の上位私学に野手の逸材揃う

ここまで全国レベルのスラッガーを紹介してきたが、各強豪校に多くの好野手がいる。
春優勝・帝京の春季都大会決勝戦でサヨナラ本塁打を放った富浜 琉心内野手(3年)、強打の捕手・丹羽 心吾(3年)は脅威となる存在だ。

富浜 琉心(帝京)


春準優勝・東海大菅生小上防 登生外野手(2年)は、バットコントロールが巧みで安打を量産する左の好打者。阪野 拓海内野手(3年)は強肩が光り、打撃でも滑らかなスイング軌道で長打を連発する右の強打者だ。

小上防 登生(東海大菅生)

春季都大会ベスト4・明大中野の1番ショート・吉田 海渡内野手(3年)は攻守ともに優れ、特に4回戦以降の3試合では10打数5安打と大当たり。どの打席でもしっかりとコンタクトして、右、左に打ち分け、フットワークが軽快な遊撃守備も魅力的だ。

春季都大会ベスト8・修徳の走攻守三拍子揃ったセンター・染田 棟煌外野手(3年)がキーマン。身体能力も高く、この夏でブレイクできるか。

染田 棟煌(修徳)

早稲田実には宇野以外にも大型遊撃手・高崎 亘弘内野手(3年)がいる。長打力、ダイナミックな守備も非常にレベルが高い。

高崎 亘弘(早稲田実)

関東一の高橋以外の野手陣では、超俊足の飛田 優悟外野手(3年)、強肩強打の熊谷 俊乃介捕手(3年)に注目だ。昨秋準優勝・創価の右の強打者・小宮 己輝外野手(3年)の打撃技術は秀逸。春秋の都大会を合わせて計4本塁打を記録しており、ボールをうまく合わせて遠くへ運ぶ。

春季都大会ベスト8入りした國學院久我山では、巨人・矢野 謙次一軍打撃コーチの長男である矢野 丈太郎外野手が最終学年を迎えた。恵まれた体格を活かし、パワフルなスイングで長打を量産する。原 隆太朗内野手(3年)も左打席から本塁打を量産する強打者だ。

原 隆太朗(國學院久我山)

佼成学園内島 獅王内野手(3年)は振り幅が大きいスイングで、長打を飛ばし、守備力も高いセンターだ。昨夏甲子園出場の日大三は主将としてチームを牽引する土井 貴仙外野手(3年)は俊足を生かした守備と強打を兼ね備えたセンターだ。

次のページ:関東一の本格派右腕、強豪撃破の東京の永見など夏注目の好投手たち

固定ページ: 1 2 3 4

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

もっと見る

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.25

昨夏甲子園16強・北海の卒業生進路紹介!元巨人外野手の息子らが中央大、147キロ右腕は社会人へ

2024.06.25

【南北海道】函館支部では第3シードの函館西と函館大有斗が初戦に挑む【2024夏の甲子園】

2024.06.25

【南北海道】室蘭支部では、第2シード苫小牧工が代表決定戦進出を狙う【2024夏の甲子園】

2024.06.25

【滋賀】組み合わせ決まる!近江がいきなり彦根東と対戦<夏の甲子園県大会組み合わせ>

2024.06.25

【南北海道】小樽支部予選が26日に開幕!8年連続代表校の北照が登場【2024夏の甲子園】

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.23

大阪桐蔭が名門・日体大に1勝1分け! スター選手たちが快投・豪快弾・猛打賞! スーパー1年生もスタメン出場 【交流試合】

2024.06.21

沖縄大会が22日開幕!八重山商工、宮古、小禄が登場、開幕戦での白星一番乗りは?【2024夏の甲子園】

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在41地区が決定、長崎、高知、新潟、大分などでシードが決まる〈6月10日〉

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.14

【福岡】九州国際大付は小倉商、東海大福岡は小倉南、春日は大川樟風、福岡大大濠は輝翔館と対戦【2024夏の甲子園】