愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!
第1シード松山商主将・大西 利来捕手(3年)
第1シード・松山商 大西 利久捕手(3年)
「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい。最近の自分たちの強みは新規格の金属バットも活かし、もう一段階上の林(颯太投手・3年)を中心とした守りの野球ができていること。攻撃面でもチャンスでタイムリーなど1本がだせるようになっています。林も捕手の自分から見てもコンディション調整をしながらベストの状態で臨めていると思います。
ただ、自分たちは春も秋も林に頼り切りになってしまっていたので、夏はバックも自信をもってプレーをすることが大事。そこが勝ちにつながると思うし、県外校との試合を見ても相手校は選手1人1人が自信を持つことができている。そこで自分たちもお互いを鼓舞しあいながら、ここまでやってきました。この夏は自分たちのやってきた野球をそのまま出して、熱い気持ちを持って、目標の甲子園1勝を目指したいです」
第2シード・今治西 長田 雄大外野手(3年)
「組み合わせは決まったが、どこと対戦しても自分たちのやることは変わらない。自分たちの目標はスキのない野球をすることなので、そのために1人1人が何をするべきなのかを考えてプレーしていきたい。そのためにもワンプレーワンプレーで出た課題を消化して夏に臨みたいです。シード校とかは考えず、自分たちが挑戦者として甲子園をつかみ取りたいです。
その中で(コロナ禍の影響で)甲子園を目指せなかった先輩たちがいたことも忘れず、自分たちは甲子園を目指して試合ができることに感謝し、自分としても主将として、僕を1年夏から起用してくれた仙波 秀知監督のためにも、チームを引っ張りたい。
(昨秋、今春県大会で連敗した)松山商と力の差はさほどないと思っていますが、最後の勝敗を左右するのはどれだけ勝ちたい気持ちがあるかと、人間性の部分だと思っています。特に人間性の部分ではこの冬からずっと取り組んできたので、一年間頑張ってきたことを出せば勝利につながる。最後まで成長することをあきらめず練習に取り組んでいきたいと思います」
第3シード・済美 小笠原 晴人外野手(3年)
「昨夏の初戦敗退は油断があったと思うので、今大会では一戦目に照準を合わせ甲子園出場へ向け、挑戦者として全力で闘いたい。今年のチームは試合に出ている選手ばかりでなくベンチからも熱い声かけができていて、チーム一丸となれているのが強み。
春は先制点が全く取れず、追いかける試合展開が多かったので、初回から集中して入ることを今は心掛けています。また、春の四国大会で阿南光の吉岡(暖投手・3年)くんと対戦した時に、低めの変化球に対する見極めができていなかったので、そこにも取り組んで、練習試合で再び対戦した時に吉岡くんに対応できて試合にも勝てた。そこの仕上がりはできていると思います」
第4シード・小松 江口 勇勝外野手(3年)
「どこが来ても勝たないといけないことは同じ。ここから夏までに勝ちグセを付けていきたいし、小松が一番輝く夏にしたい。昨年、一昨年はコンディション不良で苦心したが、普段の体調管理や寮の清潔感を保つことで対応したい。
今年のチームは例年よりウエイトトレーニングで筋力が上がっているし、自分としても金属バットの規格が変わっても以前と飛距離も打球速度も変わっていないが、昨秋、今春の県大会では1つのミスで流れを手放してしまった。春以降はそこの課題にも取り組んできたので、打ち勝つだけでなく、粘り強く、最後まで闘えるチームになってきていると思う。
個人の目標としては大会優勝に導くことは当然として、結果でも内容でも見ている皆さんに印象に残る選手になりたい。小松で3年間やってきた集大成を見せるように頑張りたい。春を終えて、松山商の林(颯太投手・3年)くんのような好投手をどう打つかに取り組んできたので、その成果を見せたい。この夏は小松のチーム全員が自分の持ち味を出せる夏にしたいですね」