鹿屋vs鹿児島玉龍
力投・東瀬戸に打線の援護なく・鹿児島玉龍
鹿屋・和泉拓摩(3年)、鹿児島玉龍・東瀬戸優太(3年)、両エースが見事な力投を繰り広げ、延長12回まで両者得点が奪えない長丁場の戦いになった。
鹿屋は9回まで5回先頭打者が出塁するも3度併殺で打ち取られるなど、生かせなかった。
鹿児島玉龍は前半、下位打線が粘って再三得点機を作るも、あと一本が出なかった。
13回表、無死一二塁から始まったタイブレークでは、鹿屋が送りバントと四球で満塁とし、4番・中馬悠斗(3年)がセンター前2点タイムリーを放って待望の先制点を得る。
その裏、鹿児島玉龍も二死一三塁と一打同点のチャンスだったが、二盗が失敗し試合終了。2時間24分の死闘を鹿屋が制した。
(文=政 純一郎)