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【野球部マネージャー紹介】国分中央の3年生マネコンビ「絶対甲子園1勝しようね!」

2024.06.12


国分中央のマネージャー 左から落合日向(1年)梅田結花(2年)中馬あめり(3年)東祐来(3年)前田優依(2年)川島菜瑚(2年)

「全力疾走・最大発声・真剣勝負」のモットーのもと、昨今、鹿児島県内で安定した勝ち上がりをみせているのが国分中央だ。この夏も鹿児島県大会の頂点を虎視眈々と狙う。

今回は、国分中央を支える3年生マネージャーの中馬あめりと東祐来にマネージャーで得られた経験と国分中央の魅力を聞いた。中馬と東が、野球部のマネージャーの経験を通して成長を感じたのは礼儀と挨拶だという。
中馬は、「学校生活でも部活で学んだ礼儀や、積極性などたくさんのことを活かせる場面があります」と話す。東も、「一つひとつのことを責任をもってやるようになったり、礼儀やあいさつなど将来社会で大切なことをたくさん学んでいます」と語る。

またマネージャーの仕事としての楽しさを中馬はこう話す。
「みんなが活躍した時には一緒に喜ぶことができ、充実した学生生活を送れていることが嬉しいです」
東も「選手が頑張っている姿や一生懸命に必死に取り組んでいる姿を見られることが、マネージャーをしていて良かったなと感じる瞬間です」と語る。同年代でありながら球児のもっとも近い場所にいるのマネージャーだからこそ、選手の成長を一番に感じることができる。

そんな2人に、部活動を通しての一番の思い出を聞いてみた。中馬の一番の思い出は県選抜の記録員を務めたことだ。
「鹿児島県のマネージャーの中から一人しかできないことをするとなった時、嬉しい気持ちと同時に不安もたくさんありました。ですが、いざやってみると楽しいことばかりで不安は徐々に無くなりました。最後、円陣の中に一緒に入ることができてとても嬉しかったです。とても貴重な体験になったので学んだことを今後に活かしていきたいです」と当時の思いを話してくれた。
東は「部員から頼ってもらえたり、ありがとうと感謝されたり、 練習試合や公式戦で一生懸命頑張っていた選手が打ったときなどの成長を感じたときが一番の思い出です。試合で勝つことができたりしたときはとても最高です」と笑顔で話してくれた。

二人とも、部活動を通して、選手と一緒に汗を流しながら成長をしているのが伝わる。頼りになる3年生マネージャーについてキャプテンの東田誠矢は、「朝早くからお米を炊いたり、自分たちのために色々動いてくれて感謝しています」と話してくれた。

最後にマネジャー二人からの選手たちへのメッセージを紹介したい。
中馬あめり
「いつもお疲れ様です。日々の練習はきついことが多いし辛いこともたくさんあると思うけど、みんな頑張っていてさすがだなって思ってます。試合や練習試合の時のみんなもかっこいいけど練習で泥だらけになっているみんなもかっこいいです。練習が終ったあともみんな自主練習をしていて尊敬してます。これからも頑張ってね。マネージャーは支えることが仕事だけど部員に助けてもらったり支えてもらうことが多くて感謝しかないです。いつもありがとう。絶対に甲子園1勝しようね」

東祐来
「みんなへ いつもいつも笑わせてくれたり何気ない一言で元気、勇気をもらっています。いつも助かっているよ。マネージャーとして支えられているかは分からないけど、夏の甲子園まで一緒にベンチに入ることが私の一番の夢です。まだまだ先、きついことや辛いことがあると思うけど、私達の代で絶対に甲子園に行こうね」

チームの目標は甲子園で1勝。夏の大会までカウントダウンは始まっている。国分中央のマネージャーも選手と一緒に最後まで走り切るつもりだ。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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