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大阪桐蔭が神宮大会制し、神宮枠が近畿地区へ センバツ有力校はどうなる

2022.11.24

大阪桐蔭が神宮大会制し、神宮枠が近畿地区へ センバツ有力校はどうなる | 高校野球ドットコム
優勝した大阪桐蔭

 11月24日、神宮大会が大阪桐蔭(大阪)の優勝で幕を下ろしたことで、2022年の公式戦が全て終了した。この秋季大会の結果を踏まえて、2023年のセンバツの出場校が審議されることになる。

 神宮大会に出場した10校はほぼ間違いなくセンバツ出場が決まるだろう。神宮大会の決勝へ勝ち上がった大阪桐蔭、広島広陵(広島)を筆頭に、夏春連覇に挑む仙台育英(宮城)に好投手を擁する東邦(愛知)、沖縄尚学(沖縄)などは注目されるだろう。

 2023年が記念大会にあたるため、例年よりも一般枠が多くなっているが、毎年難航する関東・東京、近畿、そして中国・四国の出場校は、今回も注目されるだろう。

 関東・東京では7枠与えられており専大松戸(千葉)などが有力視されるが、東京都大会で準優勝した二松学舎大附(東京)などは行方が注目されている。

 近畿は準優勝の報徳学園(兵庫)をはじめ、智辯和歌山(和歌山)や龍谷大平安(京都)がベスト4に並ぶ豪華な顔ぶれで、センバツ出場への期待が膨らむが、残り2枠はどこになるのか。中国・四国では6枠となっているものの、神宮大会に出場して有力視される英明(香川)、広島広陵の2校を除き、4枠はどうなるのか。

 その他、記念大会に伴って、東北と近畿も1枠ずつ増加している。その1枠の争いはもちろん、神宮大会優勝校の地区に与えられる神宮枠。さらには21世紀の3校の行方なども非常に気になるところである。

 今後は12月9日に21世紀枠の推薦校が9校に絞られ、2023年の1月27日に正式にセンバツ出場校が発表される。今回紹介した学校は確定したわけではなく、有力視される学校として取り上げたが、1月27日に吉報が届くのか。まずは厳しい冬場を過ごし、春に向けて準備を進める。

(取材=田中 裕毅)

[page_break:センバツ有力候補]

<センバツ有力候補>
北海道(1):クラーク記念国際
東北(3):仙台育英
東北
関東・東京(7):東海大菅生
山梨学院
専大松戸
健大高崎
慶應義塾
東海(3):東邦
常葉大菊川

北信越(2):北陸
敦賀気比
近畿(6):大阪桐蔭
報徳学園
龍谷大平安
智辯和歌山

中国・四国(6):広島広陵

英明
高松商

 九州(4):沖縄尚学

長崎日大
長崎海星
大分商
※あくまで戦績のみでセンバツ有力校として取り上げており確定ではない。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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