News

DeNAでは野手では4人、投手では11人が1軍未出場

2022.08.07

DeNAでは野手では4人、投手では11人が1軍未出場 | 高校野球ドットコム
市立和歌山時代の小園 健太投手

 プロ野球は前半戦を終了した。これで各球団90試合前後を消化したことになる。故障で長期離脱中の選手や高卒新人などを除いて、ほとんどの選手が1軍で出場機会を与えられている。

 そのなかで、まだ1軍での出場機会がない選手は何人いるのだろうか。また2軍ではどのような成績を残しているのか。球団ごとに確認してみたい。

 借金3で前半戦を折り返したDeNAの野手では、粟飯原 龍之介内野手(東京学館出身)、髙城 俊人捕手(九州国際大付出身)、小深田 大地内野手(履正社出身)、東妻 純平捕手(智辯和歌山出身)の4人が1軍で出場機会を得ていない。

 粟飯原は高卒1年目、小深田は高卒2年目、東妻は高卒3年目とあり、ここまで1軍出場はない。そのなかで小深田はチームで唯一、2軍の規定打席に到達しており、打率.269(245打数66安打)はイースタンリーグで2位。まずまずの成績を残している。

 投手ではドラフト1位ルーキーの小園 健太投手(市立和歌山出身)をはじめ11名が1軍未出場となっている。その小園は2軍でデビューし1回を3人で抑えた。

 同じくルーキーの徳山 壮磨投手(大阪桐蔭出身)は11試合(先発9試合)に登板し防御率3.76の成績。今シーズン中の1軍登板を勝ち取るためにも、2軍でまずは結果を残したいところ。

 昨シーズンは1軍で8試合に先発した阪口 皓亮投手(北海出身)も1軍登板機会がない。昨年9月に右肘のクリーニング手術を受けたが、すでに実戦には復帰。ここまで2軍で15試合(先発14試合)に登板し、防御率3.55と順調にきている。後半戦では1軍登板の機会もありそうだ。

 中川 虎大投手(箕島出身)は昨年1軍では先発メインで起用されていたが、今シーズンは中継ぎに専念。ここまでチーム最多の28試合に登板し防御率2.93とまずまずの成績を残している。中継ぎとしての1軍昇格を目指す。

 高卒2年目の松本 隆之介投手(横浜高出身)は3月に左肩の手術を受けた。その影響で2軍でも登板がなくリハビリに努めている。


<DeNAの1軍未出場選手>
※☆は高卒ルーキー

<野手>
粟飯原龍之介
髙城俊人
小深田大地
東妻純平

<投手>
阪口皓亮
徳山壮磨
小園健太
松本隆之介
櫻井周斗
深沢鳳介
浅田将汰
髙田琢登
中川虎大
平良拳太郎
宮城滝太

※2022年8月5日終了時点

(記事=勝田 聡

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.26

高知・土佐高校に大型サイド右腕現る! 186cm酒井晶央が35年ぶりに名門を聖地へ導く!

2024.06.25

昨夏甲子園16強・北海の卒業生進路紹介!元巨人外野手の息子らが中央大、147キロ右腕は社会人へ

2024.06.25

【南北海道】函館支部では第3シードの函館西と函館大有斗が初戦に挑む【2024夏の甲子園】

2024.06.25

【南北海道】室蘭支部では、第2シード苫小牧工が代表決定戦進出を狙う【2024夏の甲子園】

2024.06.25

【滋賀】組み合わせ決まる!近江がいきなり彦根東と対戦<夏の甲子園県大会組み合わせ>

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.23

大阪桐蔭が名門・日体大に1勝1分け! スター選手たちが快投・豪快弾・猛打賞! スーパー1年生もスタメン出場 【交流試合】

2024.06.21

沖縄大会が22日開幕!八重山商工、宮古、小禄が登場、開幕戦での白星一番乗りは?【2024夏の甲子園】

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在41地区が決定、長崎、高知、新潟、大分などでシードが決まる〈6月10日〉

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.14

【福岡】九州国際大付は小倉商、東海大福岡は小倉南、春日は大川樟風、福岡大大濠は輝翔館と対戦【2024夏の甲子園】