Column

肉体改造増量プログラム/トレーニングプログラム編(1)

2012.02.24

殖栗正登のベースボールトレーニング&リコンディショニング

第61回 肉体改造増量プログラム/トレーニングプログラム編(1)2012年02月24日

[mobile]

※詳しい動画での解説はPCからご覧いただけます。

[/mobile]

肉体改造増量プログラム/トレーニングプログラムの作り方編
チームで実践!効率的な練習の組み立て方をご紹介します!

こんにちは。ボディバランス接骨院&トレーニングルームの殖栗正登です。前回は下半身のレジスタンストレーニングのテクニックについてお話ししましたが、今回はそのやり方についてお話ししたいと思います。トレーニングプログラムの作成において大切なことは、

1:オーバーロードの原則
2:漸(ぜん)進性の原則
3:特異性の原則

の3つです。特に高校野球やアマチュアチームでトレーナーをしていると色々なトレーニングを行なっていますが、プログラムの立て方が分からないという声を良く聞いています。そこで今回からそのプログラムの立て方について解説していこうと思います。

[page_break:シングルセットシステム]

シングルセットシステム

それぞれのエクササイズを1セットずつ行う方法

初心者向けのシステム。8~12レップで疲労を与える。

■高速サーキット

それぞれのエクササイズを6-12レップ、30秒のレストでどんどん行うもの。1セットのみ。

[page_break:複数セットシステム]

複数セットシステム

■バルクシステム

5~6Rmで5~6レップ×3セット。短い期間で筋力を増強するシステムでシーズン前に向いている。

■サーキットシステム

15秒~30秒のレストで1Rmの40~60%の負荷で10~15レップ。それぞれのエクササイズを順番に行なっていく。これを2~3周行いますが、1Rmの40~60%では最大筋力は向上しないので、選手に寄ってはプログラム内容を変更する必要がある。

■Rmとは?

1Rmは1回反復できる負荷のこと。例えば5Rmは5回反復して行える負荷のことを指す。

[page_break:ペリフェテル・ハートアクションシステム]

ペリフェテル・ハートアクションシステム

必ず異なる部位に対応した4~6種目のメニューを組み、1セット8~12レップ、サーキット方式で全エクササイズを3回行う。

肉体改造増量プログラム/トレーニングプログラム編(2)に続く

(解説・殖栗正登

このページのトップへ

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.25

昨夏甲子園16強・北海の卒業生進路紹介!元巨人外野手の息子らが中央大、147キロ右腕は社会人へ

2024.06.25

【南北海道】函館支部では第3シードの函館西と函館大有斗が初戦に挑む【2024夏の甲子園】

2024.06.25

【南北海道】室蘭支部では、第2シード苫小牧工が代表決定戦進出を狙う【2024夏の甲子園】

2024.06.25

【南北海道】小樽支部予選が26日に開幕!8年連続代表校の北照が登場【2024夏の甲子園】

2024.06.25

【滋賀】組み合わせ決まる!近江がいきなり彦根東と対戦<夏の甲子園県大会組み合わせ>

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.23

プロ注目の大阪桐蔭・徳丸が大学生相手に決勝アーチ!直近3週間5本塁打と量産態勢!2年ぶり夏甲子園へ強打者の勢い止まらず!

2024.06.23

大阪桐蔭が名門・日体大に1勝1分け! スター選手たちが快投・豪快弾・猛打賞! スーパー1年生もスタメン出場 【交流試合】

2024.06.21

沖縄大会が22日開幕!八重山商工、宮古、小禄が登場、開幕戦での白星一番乗りは?【2024夏の甲子園】

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.06.24

愛媛の組み合わせ決定!今春優勝の松山商・大西主将は「どのチームと闘っても自信をもってベストなゲームをしたい」シード4校主将が意気込み語る!

2024.06.11

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在41地区が決定、長崎、高知、新潟、大分などでシードが決まる〈6月10日〉

2024.06.21

なぜ高校野球の新たなリーグ戦は拡大し続けているのか?『チームのために個人がいる』ではなく『個人の成長のためにチームがある』~野球指導者・阪長友仁のビジョン後編~【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.7】

2024.06.14

【福岡】九州国際大付は小倉商、東海大福岡は小倉南、春日は大川樟風、福岡大大濠は輝翔館と対戦【2024夏の甲子園】