タイガースカップ閉会式に阪神・小幡竜平がプレゼンターとして登場「甲子園での経験を今後に活かして」
タイガースカップにプレゼンターとして出席した小幡竜平(阪神タイガース)
12月7日、阪神甲子園球場にて第15回タイガースカップ2019の準決勝、決勝の計3試合が行われ、兵庫伊丹ヤングが2年ぶり2度目の優勝を飾った。
閉会式には2018年にドラフト2位で阪神タイガースに入団し、ルーキーイヤーを終えた小幡竜平(延岡学園出身)が出席。プレゼンターとして選手たちに優勝カップやメダルを渡し、選手たちは優勝、準優勝の喜びと共に小幡とのふれ合いを噛みしめた。
閉会の言葉では、「非常に素晴らしい試合でした。自分は大分明野ボーイズというチームでプレーし、その頃からプロを意識していました。甲子園でプレーできることもなかなか無いので、今後に活かしていってください」と話し、プロ野球選手を目指す中学生の選手に熱いエールを送った。
ルーキーイヤーの今シーズンは、ファームで99試合に出場して打率.225、14打点、9盗塁の成績を残して、高卒ルーキーとしてはまずまずのスタートを切った。だが、小幡自身は成績に満足はしていない。
選手たちの首に一人ひとりメダルをかけていく小幡竜平(阪神タイガース)
オフシーズンの課題には体作りを挙げ、またその中でキレも落とさないようなトレーニングを行っていきたいと意気込みを語った。
「キレも落とさないようにしていきたいです。来年は開幕も早い(3月20日)ので、キレを落とさないことを意識していきたいです」
タイガースカップの過去のプレゼンターには、2016年には北条史也(光星学院出身)、2017年には糸原健斗(開星出身)、2018年には才木浩人(須磨翔風)が選ばれており、顔ぶれを見てもプレゼンターの抜擢は球団からの期待の表れとも見て取れる。2年目となる来シーズンに、真価を発揮することが出来るか注目だ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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