ボーイズリーグは15日から活動自粛を一部解除。10項目の遵守事項で感染拡大には引き続き警戒
ボーイズリーグは活動自粛を一部解除した(※写真は昨年のU-15日本代表)
日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)は5月14日、4月13日から通達していた活動自粛の通達を15日から一部解除することを発表した。今後は各都道府県、市町村の状況見ながら地区のブロック長の判断によって動いていくことになる。
だが、依然として予断を許さない状況は続くだけに、活動にあたっては遵守事項もある。
当面の間は「3密」を防ぐために、小学生の部は20人まで、中学生の部も学年ごとの練習にするなどして20人までで行い、練習時間も集合から解散まで各グループ1日3時間以内に定められている。
その他にも、グラウンドに来るすべての関係者の検温や密閉空間での練習、ミーティングの禁止、また関係者のマスクの着用や会話時は2メートルほどの距離をとるなど、10項目に及ぶ遵守事項も併せて通達された。
試合及び試合形式での練習は5月31日まで禁止されており、もし順調に感染拡大が終息していけば、6月には通常の練習が再開できるかもしれない。
大会の開催については読めない状況だが、選手たちの思いが少しでも届くことを願いたい。
(記事=栗崎 祐太朗)
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