鹿屋工vsれいめい
死闘延長13回、投手戦を制す・鹿屋工
鹿屋工・村山隆磨(3年)、れいめい・尾堂将視(3年)。
両投手が火花を散らした投手戦が延長13回、2時間29分間続いた。
初回、れいめいは二死三塁から暴投で幸先よく先制する。しかし2回以降は村山が立ち直り、テンポよく打たせて取る投球がさえた。四球1と制球も安定していた。6回一死一三塁のピンチではピッチャーライナー、併殺に打ち取るなどチームを盛り上げた。
村山の好投に応えたい鹿屋工打線は、8回に代打・日高悠太(2年)が犠飛を放ちようやく同点に追いつく。延長13回は一死満塁の好機に2番・西村瑠起(3年)がセンター前タイムリーを放ち、村山の146球の熱投に報いた。
(文=政 純一郎)