浦和学院、東海大相模を下し2年ぶり6度目の優勝!
優勝後雄たけびを上げる浦和学院ナイン
5月24日、春季関東大会の決勝戦が行われ、浦和学院が3対2で東海大相模を下し、2年ぶり6度目の優勝を決めた。浦和学院は6回決勝に勝ち進んでいるが、いまだ無敗。無類の勝負強さを発揮している。
試合は2回裏、浦和学院が6番秋山の適時打で1点を先制。5回表、東海大相模が敵失、7回表に菊池の適時打で勝ち越しに成功した。8回裏、浦和学院は一死満塁のチャンスから7番本間の適時打、8番佐野のスクイズで勝ち越し。
9回表、佐野が三者凡退に抑えて、浦和学院が2年ぶりの春季関東大会優勝を決めた。
以下、監督、選手のコメントは以下の通り。
浦和学院・森士監督
「東海大相模さんの投手陣のレベルの高さ、守備のレベルの高さ、粘り強さは素晴らしかったですね。先制したけど、守備の堅さになかなか点が取れず、選手たちは焦りが出てしまい、守備のミスで同点を許してしまいました。しかし関東大会の決勝戦まで試合をさせてもらっているわけですから、勝ちにこだわっていきました。
こうして勝たせていただきましたが、投手は2年生投手が10イニング以上を投げているので、コンディションを整えること。また夏の暑さに負けない対策と、野手では個々のレベルアップもそうですが、組織力の構築、仲間意識の徹底をさせていきたいと思います」
今大会4試合で無失点の浦和学院の佐野 涼弥投手
「終盤に向けて準備をしていて、気持ちは乗っていました。ただ自分は力む傾向にあるので、マウンドに立った時はしっかりと落ち着かせて投げることができました。防御率0.00で終えたことはとても自信になりました。夏へ向けて緩急をつけた投球ができることと、ストレートをもっと磨いていきたいと思っています」
東海大相模・門馬敬治監督
「負けるといつも思うことなのですが、このチームで夏勝てるのかな?と。選手たちにも伝えたことなのですが、この負けを受け止めるのか。明日から頑張ろうではなく、今、しっかりと受け止めて、自分の中で反省をして、夏までの準備が神奈川の中で最も短いチームですので、1日1日を大事に過ごしてほしいと思います。準備期間は短いですが、関東大会4試合を経験させてもらったのは収穫でした」
今大会8安打を記録した森下翔太選手
「準決勝までは良かったですが、決勝のように僅差の試合で打てなくて悔しかったですね。監督さんからも言われたのですが、残り40日を大事に過ごして、僅差で打てる打者になれるよう、しっかりと準備と練習をしていきたいです」
■組み合わせ・応援メッセージ
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